Dassault Systemes社が3D設計・エンジニアリングソフトウェア「SOLIDWORKS 2022」を発表

2021年 9月21日

Dassault Systèmes社 2021年9月15日

2021年9月15日 ―― Dassault Systemes社は2021年9月15日、全世界で数百万ものイノベーターによって利用されている3D設計およびエンジニアリングアプリケーションポートフォリオの最新リリースとなる「SOLIDWORKS 2022」を発表した。SOLIDWORKS 2022では、イノベーションを加速し、製品開発プロセスを構想段階から製造段階に至るまで効率化し、スピードアップするための、ユーザーからの要望に基づいて実装された数百もの新たな機能強化が提供される。

SOLIDWORKS 2022では、カスタマイズされた柔軟なソリューションの組み合わせに重点が置かれており、設計や文書化、データ管理、および検証などの作業のために日々用いられるワークフローや機能が強化されている。SOLIDWORKSユーザーコミュニティによって要望された新規ワークフローと新機能の導入、およびパフォーマンスの改善により、イノベーターの業務をよりスマート化しつつ高速化し、より少ない工程数と短い時間でより良い製品を創造できるようになるとしている。加えてSOLIDWORKS 2022では、Dassault Systemes社の3DEXPERIENCEプラットフォームのコラボレーション機能を活用する機能が強化されており、同ソリューションの3DEXPERIENCE Worksポートフォリオへ接続することによって競争上の優位性を向上することができる。
SOLIDWORKS 2022の主な機能強化は以下の通り。

  • アセンブリ設計と部品設計、詳細製図、解析、および製品データ管理に関する新規ワークフローの導入と機能強化
  • ハイブリッドモデリングや標準化されたおねじなどの部品に関する新機能の追加
  • ショートカットバーやコンフィギュレーション管理、および幾何公差などのユーザーインターフェイスに関する機能強化
  • 大規模アセンブリに関する作業や、STEP、IFC、およびDXF/DWGファイルのインポート、詳細製図、および製品データの管理に関する品質とパフォーマンスの改善
  • モードや設定に関する特別な考慮を必要としないアセンブリパフォーマンスの自動最適化
  • 表示レスポンスと品質を改善しつつ、これまでで最速のグラフィックスへの改良
  • 3DEXPERIENCEプラットフォームの、イノベーションと意思決定を改善するためのコラボレーティブデジタル環境へのアクセス機能
  • 設計やエンジニアリング、解析、製造、および管理用の拡張アプリケーションの、クラウドベース3DEXPERIENCE Worksポートフォリオへのアクセス機能

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