ミシガン大学の研究者がおがくずを3Dプリントしてリサイクル可能なコンクリート型枠を作成する方法を開発

2023年 8月30日

ミシガン大学 2023年8月23日

ミシガン大学のBioMattersチームは、生分解性と再利用性を備えたリサイクル可能なおがくず素材を開発した。建設業界で従来使用されてきたコンクリート型枠に代わり、この木質系材料を3Dプリントして型枠を作成し、廃棄物ゼロの自由形状コンクリート構造物を作るという方法を提案している。3Dプリントされた木材の型枠でコンクリートが形成され、コンクリートが木材を安定させて型枠の変形を防止する。コンクリートが硬化すると型枠は取り外され、材料を粉砕して水で戻すことで完全にリサイクルできる。型枠はコンクリート建設費の40%を占めており、この研究は、廃棄物、汚染、資源消費を削減する持続可能な建設方法への道を切り開くものとなる。

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