Additive Manufacturing Researchが2032年までの3Dプリント用チタン粉末の市場予測を発表

2024年10月11日

3DR HOLDINGS社 2024年10月8日

Additive Manufacturing Researchが、3Dプリント用チタン粉末に関する最新のレポート「Titanium Powder for Additive Manufacturing in 2024」(2024年の積層造形用チタン粉末)を発表した。同レポートでは、3Dプリント用チタン粉末市場は2023年の2億1400万ドル(約318億1000万円)から2032年には14億ドル(約2,080億円)に増加すると予測している。粉末床溶融結合(PBF)がチタン向けの主要な積層造形プロセスであり、この傾向は今後10年間継続すると予想されるが、同時期に金属バインダージェッティング(MBJ)も大きく成長し、市場シェアを伸ばすと予測されている。分野別では、チタンの強度、生体適合性、耐食性といった特性のため、航空宇宙および医療分野がチタン積層造形に対する需要の主要な推進要因となっているが、同レポートでは、自動車や宝飾品などほかの分野における新たな機会についても論じられており、チタン粉末の需要がさらに拡大すると見ている。

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