CONTEXT社が産業用3Dプリンターシステムの出荷台数に関する市場予測レポートを発表
2024年12月19日
CONTEXT社 2024年12月12日
市場情報会社であるCONTEXT社が、産業用3Dプリンター(10万米ドル以上の機種)の出荷台数が2025年後半までに回復することを予測したレポートを発表した。同社の2024年最後の四半期レポートによると、2024年第2四半期の産業用プリンターの売上高は、前年同期と比較して17%減少しており、また、2024年上半期の産業用プリンターの出荷台数は前年比で15%減少している。これは、高金利と設備投資の抑制により3Dプリンターへの需要が抑制されたためであるが、現在では、金利の低下に伴い産業用3Dプリンターの需要が高まっており、購入と出荷が増加することが示唆されている。CONTEXT社は、金利が引き続き低下し、機械の価格が安定すれば、2025年の産業用システムの出荷台数は15%増加し、同分野の売上高は2021年の水準まで回復すると予測している。