ジョンズ・ホプキンス大学の研究者が3Dプリントの構造的脆弱性を解決するプリント技術「VI3DP」を開発

2024年12月20日

ジョンズ・ホプキンス大学 2024年12月13日

ジョンズ・ホプキンス大学の研究者が3Dプリンターのレイヤー間の構造的な弱点を解決するボクセル・インターフェイス3Dプリント(VI3DP)という新しいプリント技術を開発した。VI3DPは、ボクセル間の界面や、接着性などの機能を正確に制御できる技術で、標準ノズルが4つの追加ノズルに囲まれたプリントヘッドを使用する。標準ノズルが材料を堆積させ、追加ノズルがその上に異なる材料の薄膜を追加することにより、3Dプリントされた各ライン間のインターフェイスを制御し、単一材料プリントとマルチ材料プリントの両方でカスタマイズが可能になる。これによって、より強力な造形が可能になるだけでなく、積層界面の薄型化、新しい材料の組み合わせ、データ埋め込み複合構造、プリントインプレイス機構などの統合機能を生み出す可能性を秘めているという。

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