Renishaw社がコスト効率に優れたプラチナ・ロジウムの3Dプリントを推進
2024年12月25日
Renishaw社 2024年12月11日
Renishaw社が、プラチナ・ロジウムの3Dプリントに関連するコスト削減のために英国の貴金属積層造形メーカーであるCookson Industrial社と提携した。プラチナ・ロジウムは、グラスファイバー製造などの業界にとって特に重要であるが、非常に高価な金属であるため、経済的な生産の実現には材料の無駄を最小限に抑えることが不可欠となる。そこで、この提携では、Renishaw社のレーザー粉末溶融方式積層造形システム「RenAM 500S Flex」が用いられ、廃棄率をわずか0.5%未満に抑えるために数多くのカスタマイズが実施された。その結果、プラチナ・ロジウム粉体をほぼ全量回収できるようになり、大規模生産の実施可能性が高まった。