Aras社が製品開発へのAIの導入に関する調査結果を発表
2025年 3月28日
Aras社 2025年3月20日
Aras社が、製品開発への人工知能(AI)の導入に関する調査結果を発表した。これは、同社が欧州、米国、日本の大手メーカー幹部656名を対象に実施したグローバル調査に基づき発行した製品ライフサイクル管理(PLM)とデジタルエンジニアリングの未来に関するレポート「Future of PLM and Digital Engineering」から抜粋したもので、調査によると、80%の企業が既に製品開発プロセスにAIを組み込んでおり、91%の企業が今後2年間でAIへの投資を増やす予定と回答している。また、製品開発におけるAIへのシフトのハードルとして35%の企業が製造コストを、34%が製品の複雑さを挙げている。AIへの投資意欲は米国で最も高く、98%の米国企業が今後2年間でAIの利用拡大を計画しているのに対し、欧州ドイツ語圏DACH地域では92%、日本では70%にとどまっている。