Siemens Smart Infrastructure社とMicrosoft社がIoTデータアクセス構築で提携
2025年 7月15日
Siemens Smart Infrastructure社 2025年7月7日
Siemens Smart Infrastructure社が、建物のIoTデータへのアクセスを変革するためにMicrosoft社と提携契約を締結したことを発表した。この提携により、Siemensのデジタルビルディングプラットフォーム「Building X」と、Microsoft Azure IoT Operationsとの相互運用が可能になる。これらの統合によって商業施設やデータセンターなどのエンタープライズユーザーがIoTベースのデータにアクセスできるようになり、温度、圧力、室内空気質などのデータポイントをクラウドに送信することで、HVAC、バルブ、アクチュエーターなどのシステムにおけるデバイスオンボードがワンクリックでできるようになり、モニタリングが自動化される。さらに、効率的なデータ交換が実現するため、IoTアーキテクチャの設計にあたり、これまでにない自由度が得られるようになる。Building XとAzure IoT Operationsの相互運用は、2025年後半からスタートする予定。