SLS4AllがオープンソースのSLS方式3Dプリンター「Inova MK1」を発表
2025年 7月17日
anyteq development社 2025年7月11日
チェコのエンジニアよって設立されたオープンハードウェアイニシアチブ「SLS4All」が、機能プロトタイピング、小ロット生産、教育用途向けに設計された選択的レーザー焼結(SLS)方式3Dプリンター「Inova MK1」をリリースした。Inova MK1は、450nmの10W青色ダイオードレーザーを採用、177x177x200mm(6.3リットル)のビルドチャンバーと、PA12ナイロンベースの部品のプリント用に有効体積150x150x180mm(4.1リットル)のプリント領域を提供する。印刷速度は9mm/時で、スキャン速度は最大2,800mm/秒となっている。サポートなしのプリントが可能で、複雑な設計と一貫した表面品質を実現するInova MK1でプリントされた部品は、機械的、熱的、化学的耐性を持ち、機能試験、最終用途、エンジニアリング評価に適している。