エルサレム・ヘブライ大学の研究者らがバインダー不要でガラスを3Dプリントする手法を開発

2025年10月 8日

エルサレム・ヘブライ大学 2025年10月2日

エルサレム・ヘブライ大学の研究者らが、有機添加物や高温を必要とせず、光を用いて化学反応を引き起こし、直接シリカ構造を形成する世界初のバインダーフリー方式によるガラスの3Dプリント技術を開発した。この画期的な技術によって、クリーンかつ精密なガラスを高速でプリントできるようになり、これまで不可能だったカスタムメイドの高性能ガラス部品の製造が可能になる。これにより、マイクロレンズやフィルターなどを用いる光学分野、薬物試験や化学研究用の精密ガラスチャネルを活用するマイクロ流体工学分野、さらには生体医工学分野など様々な分野に革命をもたらすことが期待される。

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