Vectorworks社が2026年の建築・建設・イベントのデザイントレンドをリリース
2026年 1月 5日
Vectorworks社 2025年12月22日
デザインおよびBIMソフトウェアのプロバイダーであるVectorworks社が、2026年に建築、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、ライブイベントを形成すると思われる要素を示した2026年業界トレンドインサイトを発表した。このトレンドは、業界慣行、業界動向、生物多様性への取り組み、設計ワークフローの変化に関する同社の調査から得られた情報に基づくものである。
建築およびインテリア
Vectorworks社は2026年のトレンドとして、BIMとAIの利用拡大ならびに、建築設計におけるサステナビリティ分析を挙げている。同社はVectorworks AEC Trends Reportを引用したうえで、BIMの継続的な採用と、調整および視覚化のためのデータリッチなモデルへの関心が調査において示されていると述べた。また、デジタルツイン、AR、VR、建築ライフサイクル全体における相互運用性の潜在的な拡大についても言及している。
さらに、AIA 2030 CommitmentやRIBA 2030 Climate Challengeなどの業界の取り組みにも言及し、アダプティブリユース、自然素材、生物多様性を考慮したデザインもトレンドに挙げられている。
インテリアプロジェクトについては、二酸化炭素削減と居住者のウェルビーイングへの重点の増大ならびに、柔軟なスペース、持続可能性の目標、エンボディドカーボン計算がトレンドとして挙げられているとVectorworks社は述べている。同社によると、デザイナーは、コラボレーション、集中作業、リビング、ウェルネスなど、同じフットプリントで複数の用途をサポートすることが求められるという。
ランドスケープ建築とデザイン
Vectorworks社は、ランドスケープアーキテクチャのトレンドとして、排出量削減、生物多様性、環境パフォーマンスへの注目が高まっていると述べている。これは、ASLAなどの組織が取り組んでいる材料、水戦略、プロジェクト管理に関する最新のフレームワークを参考にしたものである。また、生物多様性、原生植栽、水に配慮したデザイン、センサーやドローンデータを利用したパフォーマンスや都市熱のモニタリングなども挙げられている。
ライブエンターテイメントおよびイベント
Vectorworks社は、ライブイベントのトレンドとして、設計ワークフローにおける没入型テクノロジーやAIの活用ならびに、エネルギーの使用やサイトプランニングへの注目を挙げている。同社は、LEDベースの環境、エネルギー効率の高い照明、GISに基づいたプランニングを挙げたほか、ロジスティクス、コミュニティへの影響、よりパーソナライズされた観客体験も注目すべき分野として挙げている。