APS-MarkIV
道路・鉄道線形計算のデファクトスタンダード
APS-MarkIVは、3次元地形モデルを用いて線形検討から法面展開が行え、線形計算書・各種図面出力にも対応しています。3次元表示による可視化に対応することで「データ検証」や「受発注者間で全体イメージの共有」を図り、手戻りのない道路設計が行えます。
動画で分かる APS-MarkIV
この動画には音声は含まれません。
特長(道路設計編)
線形計画
3次元地形モデル上に道路中心線形を指示するだけで、縦横断現況を自動取得し、指定した勾配の法面を瞬時に展開できます。ペーロケ作業の手間を省いた効率的な線形検討が行えます。さらに、線形変更に対して拡幅・片勾配・縦横断現況・法面展開の全てが更新されるため、作業時間の大幅な短縮が可能です。
また、計画した路線の3次元モデルを自動作成するほか、APS-ZEで作成した3次元地形モデルを読み込むことで、3次元地形モデル上に路線の3次元モデルを重ねることができます。
座標計算
各種成果出力、各種座標・応用計算に対応します(任意測点の追加やブレーキ測点にも対応)。
計算書出力
- 主要点成果出力
- 中間点出力
- 縦断中間点出力(合成勾配出力)
- 横断成果出力
- 横断詳細成果出力
座標計算
- 離れ計算
- 幅杭計算
- CP点離れ計算
- 平面線形測地変換
- 交点計算、垂線計算 など
図面作成
線形検討・座標計算のほかに、線形図・縦断図・横断図などの出力に対応します。
ランプ計算
APS-MarkIVでは、ランプ計算が行えます。直接式/平行式の計算パターンを選択し、本線線形とのすりつけ条件を指示することで、分合流部の線形を計算できます。
また、指定した半径R・クロソイドパラメーターAで計算できない場合は、トライアル計算によりすりつけ可能なR・Aを求められます。引き出し勾配の検討にも対応しています。
走行シミュレーション
計画した路線データと3次元地形モデルから3次元モデルを生成し、走行シミュレーションによる路線形状や視距、合成勾配などの確認が行えます。2画面同時走行やランプ計算したIC / JCTの走行にも対応し、動画ファイル(mp4、avi)に出力もできます。