Creo Ansys Simulation

あのAnsys MechanicalのソルバーとメッシングのノウハウをCreoで活用

シミュレーションの市場で半世紀近い歴史と実績を持つ「ANSYS社」と世界初の設計用フィーチャベース3次元CADで30年以上実績持ち、今なお進化し続けるCreoを開発する「PTC社」がタッグを組んでリリースした製品。それが世界で著名な二つのブランド名を冠したCreo Ansys Simulationです。

特長

CreoとAnsysの完全な統合

Creoユーザにとって設計環境からシームレスにシミュレーションの環境に移行でき、慣れ親しんだ見た目と感覚そのままで操作できます。シミュレーションツリーが自動的に適用され、設計時のモデルツリーと同時にアクセスが可能です。もちろん、設計モデルの変更を行っても原則、全ての境界条件は設定を引き継ぐことができます。

素早い解析モデルの定義

荷重や拘束を素早く定義できるだけでなく、単純な質量やバネ要素・ビーム要素を設定・板金製品など、一定の厚みを持つ設計モデルから自動的に板厚の中心を抽出し、そこにシェル要素を定義できます。要素タイプも自動的に2次要素を作成します。

自動メッシングと部品間の結合条件

形状の特徴をベースにメッシュ分割。例えば、円筒部に発生させる要素数を角度で定義することで要素数を制御できます。より簡単な設定として、要素密度をスライドバーで調整することも可能です。

また、モデル全体の要素サイズやサーフェス単位にも調整が可能です。さらに部品間の結合条件は、自動的に接触した部分を抽出し、一体として計算する結合条件か分離なしを選択できます。

シミュレーション領域

線形静解析・熱伝導解析・固有値解析が利用可能です。一つのモデルに複数の境界条件を設定でき、シミュレーションツリーでマウスの右ボタンから着替えができます。

結果の表示

基本的な結果と高度な計算結果を選択できます。どのような結果を出力するか事前にテンプレートとして再利用が可能。

またシミュレーションプローブとして、各種の値をモデルツリー上で保存できます。これは変形図などとは別に部品のファイルに保存され、計算結果ファイルを参照する必要がありません。

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