Elysium 3DxSUITE

デジタルエンジニアリングのための3D活用プラットフォーム

2021年7月、ターゲット領域ごとに製品化されていた五つのエリジオンの3D CAD関連製品が統合され、「Elysium 3DxSUITE」としてリリースされました。

モジュール化された70以上のメニューの中から、自社に必要な機能を自由に組み合わせたり、ビジネス環境の変化に応じていつでも機能の追加や変更が可能です。既存の製品をお使いのお客様は、従来製品の垣根を超えた機能拡張をご提供し、新規のお客様には柔軟な拡張性をご提供します。

本当の意味でのデジタル化をサポート

ものづくりのデジタルトランスフォーメーションを実現するには、ユーザーがツールの違いを意識せずに、これらの情報を自由に活用できる環境が必要です。しかし、現状では、多くの場面で「デジタル化のための手作業」が発生しており、本来のデジタルエンジニアリングが実現できていません。

Elysium 3DxSUITEはCADデータの高度な活用を実現し、人手を介さない、本当の意味でのデジタル化をサポートします。

ISO、SASIG、JAMA、JAPIAなどの業界団体が定める品質基準を基に、あらゆるファイル形式のCADデータのPDQ（Product Data Quality）を検証し不具合を見つけます。

エリジオンが誇る数学力とCADデータ変換に関する35年以上の経験を基に3D CADの高精度な変換を実現し、あらゆるCADシステム間をつなぎます。

二つの3D CADデータを比べ、形状、PMI、属性情報、アセンブリ構成の差異を検出します。

CADモデルのフィーチャを自動認識し、元データの品質を損ねずに削除することで、CAEなどに適したデータを生成します。

CAD比較やPDQ検証の実行結果レポートを3D PDF形式などで出力することができます。

（注1）ポリゴン系フォーマットは、フォーマットごとにAdapter製品を設けることはせず「Polygon/Point Cloud Importer/Exporter」という製品で全フォーマットに対応。