LFD技術がもたらす新しい3Dプリンティング
Form 4は、LFDテクノロジーを採用したFormlabs社製光造形3Dプリンターです。人気を博したForm 3+の機能はそのままに、さらに造形速度・造形精度が向上しました。
LFD技術がもたらす新しい3Dプリンティング
Form 4は、LFDテクノロジーを採用したFormlabs社製光造形3Dプリンターです。人気を博したForm 3+の機能はそのままに、さらに造形速度・造形精度が向上しました。
LFD(Low Force Display)は、3Dプリンティングにおける光造形方式の技術であり、従来のSLA(Stereolithography Apparatus)方式を進化させたものです。Formlabs社が独自に開発し、Form 4に搭載されて以来、造形速度、造形品質、材料対応力において大きな飛躍を実現しています。
高精度な光学系
高出力バックライトユニットと精密なレンズシステムにより、均一で高密度の光を照射します。これにより、従来のSLA方式よりも高速かつ高精度な造形が可能になります。
特許出願中の剥離テクスチャー
ビルドプレート表面に特殊なテクスチャーを施すことで、造形物とプレート間の剥離力を最適化します。造形物の破損や変形を抑制し、高い成功率と造形品質を実現します。
複合フィルムタンク
柔軟なフィルムと剛性の高いフレームを組み合わせることで、造形時の力による変形を抑制します。より精度の高い造形が可能になり、造形物の精度と信頼性を向上させます。
Form 4の性能を最大限に引き出すために、Formlabs社は専用に設計されたレジンを開発・提供しています。
非常に透明度が高いニュートラルカラーの3Dプリント用レジン。
非常に万能性の高い多用途レジン。
輝くような白さが特徴の多用途レジン。
濃厚な黒色が特徴の多用途レジン。
Formlabsの材料で最速の造形スピードを誇ります。
補綴(ほてい)物モデルの表面の99%以上を積層ピッチ100μmで造形できる高精細材料です。
造形範囲 | 200×125×210mm |
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積層ピッチ | 0.025から段階的に0.2まで(注1) |
プリントエンジン | LFD(Low Force Display) |
XY解像度 | 50μm |
本体サイズ | 398×367×554 mm |
重量 | 18.3kg(レジン容量含まず) |
データ転送 | Wi-Fi、イーサネット、USBケーブル |
造形材料 | アクリル系光硬化樹脂 |
Form 4用ビルドプラットフォームのサイズに対応したForm Washがリリース。造形完了後、Form 4からビルドプラットフォームごと取り外し、Form Washにそのまま投入。IPA(イソプロピルアルコール)を攪拌(かくはん)し、造形モデルの細部まできれいに洗浄します。洗浄時間は使用したレジンに合わせて最適な時間設定がなされます。
タンク容量 | 8.6L |
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最大洗浄サイズ | 200×145×195mm |
本体サイズ | 315×293×405mm |
重量 | 8.6kg(溶剤含まず) |
電源 | 90-240V 2.0A 50 / 60Hz 50W |
Form 4用レジンに最適な紫外線を照射し、2次硬化処理を行います。タイマーと温度設定が可能。材料物性を大幅に向上させます。内部にターンテーブルが組み込まれており、全方向から均一に照射。稼働中にカバーを開けると紫外線照射は停止されるため、安全にご使用いただけます。
最大キュア温度 | 80℃ |
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光源 | 16個 多方向LED |
LED光出力 | 39W |
外形寸法 | 262×262×340mm |
重量 | 5.6kg |
電源 | 90-240V 5.0A 50 / 60Hz 144W |
LED波長・周波数 | 405mm |
造形モデル最大高さ | 185mm |
ターンテーブル直径 | 193mm |