Form 4L

大型パーツも、今すぐ造形

Form 4Lは、LFDテクノロジーを採用したFormlabs社製光造形3Dプリンターです。幅 35.3×奥行 19.6×高さ 35cmと、Form 4の4.6倍の造形サイズを実現。Form 3Lよりも造形速度・造形品質が向上しました。

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LFDテクノロジーとは

LFD(Low Force Display)は、3Dプリンティングにおける光造形方式の技術であり、従来のSLA(Stereolithography Apparatus)方式を進化させたものです。Formlabs社が独自に開発し、Form 4に搭載されて以来、造形速度、造形品質、材料対応力において大きな飛躍を実現しています。

高精度な光学系

高出力バックライトユニットと精密なレンズシステムにより、均一で高密度の光を照射します。これにより、従来のSLA方式よりも高速かつ高精度な造形が可能になります。

特許出願中の剥離テクスチャー

ビルドプレート表面に特殊なテクスチャーを施すことで、造形物とプレート間の剥離力を最適化します。造形物の破損や変形を抑制し、高い成功率と造形品質を実現します。

複合フィルムタンク

柔軟なフィルムと剛性の高いフレームを組み合わせることで、造形時の力による変形を抑制します。より精度の高い造形が可能になり、造形物の精度と信頼性を向上させます。

【YouTube】Form 4 テクノロジー紹介動画

Form 4L主な仕様

造形範囲353×196×350mm
積層ピッチ0.025から段階的に0.2まで(レジンにより異なる)
プリントエンジンLFD(Low Force Display)
XY解像度46μm
本体サイズ664×528×794mm
重量58.5kg(レジン容量含まず)
データ転送Wi-Fi、イーサネット、USB-C 2.0
造形材料アクリル系光硬化樹脂

処理後のソリューション

Form Wash L 第2世代

Form 4L用ビルドプラットフォームのサイズに対応したForm Wash Lがリリース。造形完了後、Form 4Lからビルドプラットフォームごと取り外し、Form Wash Lにそのまま投入。IPA(イソプロピルアルコール)を攪拌し、造形モデルの細部まで綺麗に洗浄します。洗浄時間は使用したレジンに合わせて最適な時間設定がなされます。

Form Wash Lは、Form 4Lだけではなく、Form 4、Form 3L、Form 2 / 3のビルドプラットフォームにも対応しています。また、Form 4Lによる造形品は既存のForm Wash Lで洗浄することも可能です。

タンク容量37.9L
最大洗浄サイズ335×200×300mm
本体サイズ780×460×670mm
重量60kg(溶剤含まず)

正確な2次硬化による材料物性向上「Form Cure L」

Form 4 / 4L用レジンに最適な紫外線を照射し、2次硬化処理を行います。タイマーと温度設定が可能。材料物性を大幅に向上させます。内部にターンテーブルが組み込まれており、全方向から均一に照射。稼働中にカバーを開けると紫外線照射は停止されるため、安全にご使用いただけます。

最大キュア温度80℃
光源45個 多方向LED
LED光出力70W
外形寸法690×540×445mm
重量24kg
電源AC100-120V、50-60Hz、最大15A
LED波長・周波数375mm、405mm
造形モデル最大高さ320mm
ターンテーブル直径395mm