深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5がリリース

FORUM8新製品情報2025年1月(下部工基礎スイートに含まれる製品です)

斜面上の組杭深礎基礎、柱状体深礎基礎およびフーチングの設計計算、図面作成が可能です。公益社団法人 日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、基礎の安定照査、杭本体・フーチング部材の耐荷性能の照査および耐久性能の照査を行えます。解析方向として面内解析又は面外解析が可能です。杭形状は、円形断面と小判断面に対応しています。橋台、橋脚などの下部工とリアルタイム連動することで、荷重や柱・フーチング形状が連動します。

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製品間連携図

製品構成

製品構成別対応機能
機能LiteStandardAdvanced
柱状体深礎基礎
組杭深礎基礎
安定照査(永続・変動・偶発作用時)
底版照査(永続・変動・偶発作用時)
骨組み自動生成機能
荷重自動生成機能
CAD機能(3D配筋機能含む)
小判形状の杭-
ライナープレート+モルタルライニング混合土留め工-
底版下面中心位置追加機能-
荷重載荷ステップαiの拡張機能-
立体解析による荷重分担率算定(通常版)-
立体解析による荷重分担率算定(拡張版)--
平面骨組みによる荷重分担率算定--
logP-logS法による2線交点の降伏点算定機能--

Ver.5.0.0 改訂内容

  1. 落橋防止作動時の照査に対応。
  2. 浮力の考慮に対応。
  3. 上載土の考慮および上載土・裏込め土の下部工連動に対応。
  4. 片持ち梁照査のフーチング上面の荷重の自動設定に対応。
  5. 載荷ステップαiの上限指定に対応。(Standard版)
  6. 降伏震度算出で降伏震度時の載荷ステップαiの表示に対応。(Advanced版)

落橋防止構造の作用荷重による照査

落橋防止構造の作用荷重による照査時は、レベル2地震が収まった直後の状況を想定し、水平荷重として落橋防止構造による水平集中荷重のみを考慮し、地震時慣性力は作用させません。また、土圧は常時上載荷重を無視した常時土圧を用います(図1)。

図1:落橋防止作用時の照査

部分係数には荷重組合せの「(11)D+EQ」を用います(図2)。 また、「その他荷重」の偶発作用時に載荷対象を指定する「対象」列を追加し、タイプI/タイプII地震動に載荷するか落橋防止構造の作用荷重時に載荷するかを指定できるようにしました(図3)。

図2:部分係数

図3:その他荷重の拡張

本機能を下部工との連動時に使用する場合は、「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.8」が必要です。橋脚は今後対応を予定しています。

本製品を単独で使用する場合は、橋台・橋脚について照査を行えます。

浮力を考慮した計算

深礎基礎では、山岳地帯の斜面上に設置されることを前提としているため浮力については考慮していませんでしたが、機能を拡張し汎用性の向上を目的として本バージョンより対応しました。本対応により、骨組み解析を行う場合にフーチングの浮力を荷重自動生成機能で考慮できるようになります。

本製品では、2種類の水位線(水位1と水位2)を考慮でき、いずれの水位線を適用するかをケースごとに指定が可能です(図4)。
例えば水位1を「浮力無視」、水位2を「浮力考慮」として使用したり、水位1を「低水位」、水位2を「高水位」として使用することができます。

図4:[設計用設定値]水位の指定画面

浮力は、杭、フーチング、柱(竪壁)、上載土、裏込め土について考慮します。水位高Hwはフーチングの最も低い位置からの高さで設定します。Hw=0の場合はフーチングには浮力は作用しませんが、「杭の浮力考慮」スイッチで、水位面以下の杭について浮力を考慮するか否かを指定できます(図5)。

図5:浮力データ入力画

浮力データ画面の設定は、荷重を自動生成する時に参照されます。
例えば、段差フーチングの場合のフーチングの浮力は図6のようにフーチング部材(図中の赤色線)に上向きの分布荷重として自動載荷されます。

図6:フーチングに作用する浮力

下部工の上載土・裏込め土データの連動

ご要望の多かった下部工からの上載土および裏込め土データの連動に対応しました。またこの機能に合わせて、上載土データの設定画面を追加し、上載土を荷重に考慮できるようにしました(図7)。本対応により、骨組み解析を行う場合に上載土による荷重を荷重自動生成機能で考慮できるようになります。

図7:上載土データ

「橋台背面データ」では、裏込め土の傾斜角を追加しました(図8)。「上載土データ」「橋台背面データ」とも、土の単位重量を湿潤単位重量と飽和単位重量の2種類を設定できるように拡張しました。上載土および裏込め土の浮力の算定時に用います。

また、従来は水平震度は一つだけでしたが、連動データに合わせて、設計方向1と設計方向2でそれぞれの水平震度を取り扱うように拡張しました。上載土データ画面および橋台背面データ画面の設定は、荷重を自動生成する時に参照されます。

図8:橋台背面データ

片持ち梁照査の荷重自動設定機能

「片持ち梁照査」画面では、荷重ケースごとにフーチング上に作用する荷重値を設定しますが、これを自動設定する機能に対応しました。自動設定する荷重は次の通りです。

  • 上載土
  • 裏込め土(橋台の場合)
  • 上載荷重(橋台の場合)
  • 土圧の鉛直成分(橋台の場合)
  • 浮力

図9:自動設定する荷重

適用基準および参考文献

適用基準

BIM/CIM基準要領国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案) 令和3年3月
道路橋示方書
  • 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成29年11月
  • 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年11月
  • 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成29年11月
  • 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成29年11月
便覧
  • 公益社団法人 日本道路協会 斜面上の深礎基礎設計施工便覧 令和3年10月
  • 公益社団法人 日本道路協会 杭基礎設計便覧 令和2年9月

参考文献

  • (社)日本道路公団 設計要領第二集「斜面上の深礎基礎」 平成29年7月
  • 公益社団法人 日本道路協会 杭基礎設計便覧 平成19年1月
  • 公益社団法人 日本道路協会 道路橋の耐震設計に関する資料 平成10年1月
  • 公益社団法人 日本道路協会 道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月
  • * 杭の小判断面は、三井住友建設株式会社と共同開発した小判断面対応プログラムを元に、平成29年道路橋示方書に対応したものです。

製品価格

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製品価格

深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Advanced500,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Standard400,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Lite300,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Advanced399,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Standard329,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Lite280,000円(税別)

フローティングライセンス価格(新規1年目)

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。

深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Advanced200,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Standard160,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Lite120,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Advanced159,600円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Standard131,600円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Lite112,000円(税別)

サブスクリプション価格(2年目以降費用)

深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Advanced初年度無償 2年目以降:200,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Standard初年度無償 2年目以降:160,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Lite初年度無償 2年目以降:120,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Advanced初年度無償 2年目以降:159,600円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Standard初年度無償 2年目以降:131,600円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Lite初年度無償 2年目以降:112,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Advanced フローティング初年度無償 2年目以降:280,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Standard フローティング初年度無償 2年目以降:224,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5 Lite フローティング初年度無償 2年目以降:168,000円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Advanced フローティング初年度無償 2年目以降:223,440円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Standard フローティング初年度無償 2年目以降:184,240円(税別)
深礎フレームの設計・3D配筋(旧基準)Lite フローティング初年度無償 2年目以降:156,800円(税別)

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