アーチカルバートの設計計算 Ver.2 がリリース

FORUM8新製品情報2020年冬:仮設土工スイート バンドル製品

本製品は「アーチカルバートの設計計算」は「道路土工カルバート工指針 平成21年度版(公益社団法人 日本道路協会)」を参考とした、アーチカルバートの横断・縦断方向の断面力算出および断面照査を行うプログラムです。

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アーチカルバートの設計計算 Ver.2 の特徴

  • 断面方向の耐震設計対応(応答変位法)
  • 多層地盤対応
  • 付着応力度照査対応

計算内容(断面方向)

断面力算出

微小変形理論(力のつり合いを考える上では変形の影響は無視でき、力は変形前の形状に対してつり合っていると考える)に基づいた変位法による平面骨組みの構造解析により断面力を算出します。

照査位置

曲げおよびせん断の照査は図の位置で行います。

  • 曲げ照査位置

  • せん断照査位置

曲げ応力度

曲げモーメントと軸力が同時に作用する鉄筋コンクリート断面として応力度を算出し、これが許容応力度以下であることを照査します。

最小鉄筋量

「道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編(平成14.3) 日本道路協会」に準じて、次の1、3、4あるいは2、3、4を満足していることを照査します。

  1. Mu ≧ Mc
  2. 1.7M ≦ Mc
  3. As ≧ 5(cm2/m)
  4. As' ≧ 0.008A1'

最大鉄筋量

「道路土工カルバート工指針(平成21年度版)日本道路協会」に準じ、鉄筋の降伏よりもコンクリートの破壊が先行するようなぜい性的破壊を生じないよう、引張側使用鉄筋量が釣合鉄筋量以下であることを照査します。

せん断応力度

コンクリートのせん断応力度は平均せん断応力度として算出し、許容せん断応力度以下であることを照査します。コンクリートのみでせん断力を負担する場合の許容せん断応力度は、次の補正係数を考慮して算出します。

  1. 部材断面の有効高に関する補正係数Ce
  2. 軸方向引張鉄筋比に関する補正係数Cpt
  3. 軸方向圧縮力による補正係数CN

安定計算

基礎形式が地盤反力度の場合、全ての荷重を載荷したときの地盤反力度を求め、許容値以内にあるかを照査します。

計算機能

1連アーチカルバートの断面方向(1ブロック)、縦方向(最大5ブロック)の計算を行います。

  • 基礎形式は直接基礎とし、地盤反力度と分布バネから選択可能です。
  • 外水位と内水位を最大5ケースまで考慮することができます。
  • 盛土は単一層、複数層に対応しています。
  • 活荷重はT荷重(単軸、2軸)およびTT-430荷重の自動載荷(定型活荷重)のほか、荷重強度、作用位置、設置幅、分布角度を任意に設定できる任意活荷重を用意しています。
  • 任意死荷重により、内空荷重などを自由に設定できます。
  • 断面力の計算は、微小変形理論に基づく変位法を用いて計算をします。計算を行うためのデータは全てプログラム内部で自動的に生成されます。
  • 基礎形式が地盤反力度の場合に、全ての荷重を載荷したときの地盤反力度を求め、これが許容値以内にあるかを照査することができます。
  • 断面方向について「下水道施設の耐震対策指針と解説 2014年版 (社)日本下水道協会」,「下水道施設耐震計算例-管路施設編-前編 2015年版(社)日本下水道協会」を参考としたレベル1地震時、レベル2地震時の耐震設計が可能です。

製品価格

製品名価格
アーチカルバートの設計計算 Ver.2143,000円

サブスクリプション価格

対象製品初年度
サブスクリプション
契約
サブスクリプション
契約 1年
アーチカルバートの設計計算 Ver.2無償42,900円

サブスクリプションフローティング:製品定価の40%の57,200円(税別)

サポート内容

  • バージョンアップ無償提供
  • 電話問い合わせテクニカルサポート
  • 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
  • ダウンロードサービス
  • 保守情報配信サービス

本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。

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