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圧密沈下の計算 Ver.12がリリース
FORUM8新製品情報2022年12月:仮設土工スイート バンドル製品
「土工指針」や「NEXCO」、「軟弱地盤対策工指針」、「鉄道」、「港湾」などの各種設計基準類に規定されるTerzaghiの一次元圧密理論に基づく圧密沈下解析プログラム。
任意地形の解析が可能で、対象地盤としては粘性土層(Δe法、mv法、Cc法)、砂層(Δe法、DeBeer法)、泥炭層(「泥炭性軟弱地盤対策工マニュアル」の手法、能登「泥炭地盤工学」の手法)、非圧縮層に対応。沈下量解析においては、各種地中応力の計算(ブーシネスク法、オスターバーグ図表、慣用計算法)に対応。B.K.Hough図表や自然含水比をパラメーターとした標準曲線内蔵。
算種別としては、圧縮変形(圧密沈下・即時沈下)に加え、せん断に伴う即時沈下・側方変位の計算が可能、各沈下量計算法の現地盤面の沈下曲線同時描画、モデル全体の沈下形状描画。自然圧密時のみならず対策工法として圧密促進(ドレーン)工法(Barronの式、吉国の式)、予圧密(プレロード)工法、地下水低下工法、緩速載荷工法での圧密過程の解析が可能。

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Ver.12.0.0 改訂内容<2022年5月26日リリース>
- 盛土と荷重の同時載荷に対応
- 盛り立て土量の算出機能を追加
- 層データの節点数や曲線データ構成数の制限などを拡張
- モデル作成補助ツールからのダイレクトインポート機能を追加
プログラムの機能と特長
機能概要
| 区分 | 対応機能 | |
|---|---|---|
| 地中応力 | ブーシネスク法:現地盤面の傾斜あり/なし | |
| オスターバーグ図表(水平現地盤等脚台形) | ||
| 慣用計算法(ケーグラー法):現地盤面の傾斜あり/なし | ||
| 圧縮変形 | 粘性層 | Δe法:標準圧密曲線(自然含水比をパラメーターとした土工指針等設計基準に規定される曲線)、標準圧密曲線(三笠)、圧密試験値 |
| mv法 | ||
| Cc法 | ||
| 砂層 | Δe法:B.K.Houghの図表、土質試験値 | |
| De Beer法:標準貫入試験N値、オランダ式二重管コーン貫入抵抗qc | ||
| 泥炭層 | 泥炭性軟弱地盤対策工マニュアルの手法 能登繁幸著「泥炭地盤工学」の手法 | |
| 非圧縮層 | ||
| せん断変形 | 即時沈下量の計算、側方変位量の計算 | |
| 膨潤変形 | 膨潤係数Csによるリバウンド量の計算 | |
| 排水距離 | 層厚換算法、三笠の方法 | |
| 圧密時間 | Terzaghiの一次元圧密方程式:瞬間載荷/緩速載荷 | |
| Barronの式:瞬間載荷/緩速載荷 | ||
| 吉国の式(ウェルレジスタンスまたはマットレジスタンス考慮):瞬間載荷/緩速載荷 | ||
| 放置期間に対する残留沈下量の検討 | ||
| 残留沈下量に対する放置期間の検討 | ||
| 対策工 | 圧密促進工法 | Barronの式 |
| 吉国の式:サンドドレーン三角形配置/サンドドレーン正方形配置/パックドレーン/バーチカルドレーン | ||
| 予圧密(プレロード)工法:瞬間載荷/緩速載荷 | ||
| 地下水低下工法 | ||
| 増加応力換算法 | ||
| 出力 | 沈下量:現地盤面の沈下曲線/モデル全体の沈下形状 | |
| 沈下時間:沈下量~時間曲線/圧密度~時間曲線 | ||
| 計算書のWord形式・HTML形式・Text形式出力・禁止文字チェック、計算書の一太郎形式・pdf形式(しおり機能)出力(別売F8DocServ購入による有償) | ||
| DXF出力(入力図・沈下曲線・側方変位・沈下量~時間曲線・圧密度~時間曲線) | ||
| 設計調書出力(プリンター出力・HTML形式出力・Excelファイル形式出力) | ||
適用地盤・盛土荷重
原地盤面および各地層線は任意の凹凸での入力ができ、地盤改良や置換工法などの人工的層状態の入力も可能。載荷重については、盛土荷重を想定した台形入力フォーマットや腹付盛土などの任意形状の入力フォーマットを用意。
対象土層
粘性土層、砂層、泥炭層、岩などの非圧縮層
対応地形モデル

載荷重の種類

地中応力計算

変形量計算
圧縮変形(Δe法、mv法、Cc法による圧密沈下量、De Beer法、「泥炭性軟弱地盤対策工マニュアル」の手法、能登「泥炭地盤工学」の手法)、せん断変形(地盤を弾性体とみなした弾性変位として即時沈下量、側方変位量)、膨潤変形(荷重除荷に伴って発生するリバウンド量)の解析が可能。双曲線法による沈下量の予測量を計算します。

排水距離の計算

沈下時間計算
Terzaghiの圧密方程式の解法による自然圧密過程、Barronの式の解法による圧密促進工法適用時の圧密過程、吉国の式の解法によるウェル(またはマット)レジスタンスを考慮した圧密促進工法適用時の圧密過程での計算が可能。排水距離は、多層地盤に対する層厚換算法および多層地盤の排水方向を考慮した三笠の方法での計算が可能であり、それぞれ両面排水と片面排水とが設定可能。 二次圧密を考慮した計算に対応。

対策工
未対策時での自然圧密の解析に加え、各種ドレーン(サンドドレーン、パックドレーン、バーチカルドレーン)に対応した圧密促進工法、構造物の施工に先立ってプレロード荷重を載荷させる予圧密工法、地盤が破壊しない範囲に盛土速度を制御する緩速載荷工法、地盤中の地下水位を低下させ、有効応力の増加を図る地下水低下工法に対応。

適用基準および参考文献
- 公益社団法人 日本道路協会 道路土工 軟弱地盤対策工指針 平成24年度版
- 東・中・西日本高速道路株式会社 設計要領第一集 土工編 平成18年4月
- 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成14年3月
- 公益社団法人 日本港湾協会 港湾の施設の技術上の基準・同解説 平成11年4月
- 建設省建設経済局民間宅地指導室監修 宅地防災マニュアルの解説 平成10年5月
- 独立行政法人 北海道開発土木研究所 泥炭性軟弱地盤対策工マニュアル 平成23年3月
- 一般財団法人 国土技術研究センター編 山海堂 柔構造樋門設計の手引き
- 技報堂出版 泥炭地盤工学
- 公益社団法人 土質学会 土質工学ハンドブック
- 技報堂 土木工学ハンドブック I 土木学会編
- 近代図書株式会社 最新の軟弱地盤処理工法 福岡正巳編
- 公益社団法人 地盤工学会 『実務における圧密沈下予測とその対策技術講習会 講演資料』
製品価格
| 圧密沈下の計算 Ver.12 | 250,000円(税別) |
|---|
フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
| 圧密沈下の計算 Ver.12 | 100,000円(税別) |
|---|
サブスクリプション価格
| 対象製品 | 初年度 | 1年 |
|---|---|---|
| 圧密沈下の計算 Ver.12 | 無償 | 100,000円(税別) |
| 圧密沈下の計算 Ver.12 フローティング | 140,000円(税別) |
サポート内容
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