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遮音壁の設計計算 Ver.5がリリース
FORUM8新製品情報2024年9月(仮設土工スイートに含まれる製品です)
本製品は、設計要領 第五集 遮音壁に準拠し、遮音壁の設計計算を行うプログラムです。本製品で設計可能な構造形式は、支柱形式として直壁タイプ、張り出しタイプ、先端分岐部タイプ、基礎形式として鋼管杭基礎、直接基礎、高欄天端取り付け、高欄側面取り付けのそれぞれに対応可能です。
遮音板の種類としてはコンクリート板、金属板、アクリル板などを用意し、それぞれ任意サイズを登録追加可能としています。
仮設土工設計計算ソフトの最新情報を一冊に
Ver.5.0.0 改訂内容
- 「設計要領 第五集 遮音壁 令和3年7月」に対応
- 土圧強度の計算で上載荷重および粘着力の考慮に対応
- 直接基礎の地盤反力度照査に対応
- 3Dアノテーションおよび3Dアトリビュート表示機能に対応
設計要領 第五集 遮音壁 令和3年7月への対応
令和3年7月の改定では主に穿孔式埋込アンカーボルトの引張応力度に対する割増係数導入のほか、荷重の組み合わせや支柱取付形式の用語表記変更が行われました。
穿孔式埋込アンカーボルトの引張応力度に対する割増係数の導入
Sa=アンカーボルトの引張耐力÷アンカーボルトの引張安全
係数×許容応力度の割増し係数
項目 | 平成29年7月 | 令和3年7月 |
---|---|---|
荷重の組み合わせ | 死荷重+土圧+風荷重 | 死荷重+風荷重 死荷重+土圧+風荷重 |
支柱取付形式 | 支柱壁高欄天端取付タイプ | 壁高欄天端取付形式 |
壁高欄背面取付タイプ | 壁高欄背面取付形式 |
上載荷重・粘着力を考慮した土圧強度の計算に対応
次式より上載荷重・粘着力を考慮した土圧強度を求めます。これにより、EPSや軽量土などによる上載土や粘着力を考慮した検討が可能になります。
ここに、
PA:主働土圧強度(kN / m2)
KA:主働土圧係数
γ:土の単位体積重量(kN / m3)
x:深度(m)
c:土の粘着力(kN / m2)
q:上載荷重(kN / m2)
群杭による水平方向地盤反力係数の低減係数に対応
「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成24年3月」の(解12.4.10)(p.406)に記載の次式より低減係数を求めます。これにより、隣接杭の影響を考慮した検討が可能になります。
ここに、
μ:群杭による補正係数
L:杭中心間隔(m)(<2.5D)
D:杭径(m)
直接基礎の地盤反力度照査に対応
次式より基礎底面における地盤反力度を求めます。これにより、例えばボックスカルバートなどの上に設置する場合の荷重値として利用が可能になります。
台形分布の場合
台形分布の場合
ここに、
qmax:基礎底面における最大地盤反力度(kN / m2)
qmin:基礎底面における最小地盤反力度(kN / m2)
B:基礎幅(m)
D:基礎の奥行(m)
V:基礎底面に作用する鉛直荷重(kN)
M:基礎底面図心に作用するモーメント(kNm)
x:底面反力の作用幅(m)
BIM/CIM 機能強化
BIM/CIM 機能として3Dモデルに対する3Dアノテーション(寸法表示)、3Dアトリビュート(属性表示)に対応しました。また、3DモデルのDXF・DWGファイルや3DS・IFCファイルのエクスポートにも対応しました。
適用基準
設計要領第五集 |
|
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道路橋示方書 | 道路橋示方書・同解説(IV)下部構造編 日本道路協会 平成14年3月 |
設計基準 | 遮音壁標準設計図集 日本道路公団 平成11年12月 |
製品価格
複数製品を導入ご希望でしたら、スイート製品がお得です。
これからまとめて買いたい方は
持っている製品があるけど、費用を抑えたい方は
新規1年目
遮音壁の設計計算 Ver.5 | 170,000円(税別) |
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フローティングライセンス価格(新規1年目)
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
遮音壁の設計計算 Ver.5 | 68,000円(税別) |
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サブスクリプション価格(2年目以降費用)
遮音壁の設計計算 Ver.5 | 初年度無償 2年目以降:68,000円(税別) |
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遮音壁の設計計算 Ver.5 フローティング | 初年度無償 2年目以降:95,200円(税別) |
サポート内容
- バージョンアップ無償提供
- 電話問い合わせテクニカルサポート
- 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
- ダウンロードサービス
- 保守情報配信サービス
本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。