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土留め工の設計・3D CAD Ver.18がリリース
FORUM8新製品情報2024年11月(仮設土工スイートに含まれる製品です)
土留め本体工、鋼製支保工、アンカー支保工、控え杭タイロッド式土留めの設計および図面作成を行うプログラム。
鋼矢板、軽量鋼矢板、コンクリート矢板、親杭横矢板、SMW(柱列式、等厚壁)、鋼管矢板、地中連続壁に対応。鋼製支保工は多重火打ち、多段腹起し(2重腹起し)、切ばり、火打ちに対応し、 鋼製支保工とアンカー支保工の併用が可能です。慣用法と弾塑性法(解析法I、II)の同時計算、自立時、掘削時、撤去時のステージ検討、掘削底面の安定(ヒービング、ボイリング、パイピング、盤ぶくれ)、支持力検討、法面の影響を考慮した設計ができます。さらに、周辺地盤の影響検討(FEM解析含む)も可能です。平面図、側面図、数量表、設計条件表の作図が可能です。
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製品構成
製品名 | 慣用法 | 弾塑性法 | 逆解析ツール | 鉄道標準(令和3年) |
---|---|---|---|---|
土留め工の設計・3D CAD Lite | ◯ | - | - | - |
土留め工の設計・3D CAD Standard | ◯ | ◯ | - | - |
土留め工の設計・3D CAD Advanced | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
- * 適用基準「鉄道標準(令和3年)」については、慣用法・弾塑性法にかかわらずAdvancedのライセンスが必要です。
- * 「たて込み簡易土留めの設計計算」は、Lite / Standard / Advanced全ての製品で利用可能です。
Ver.18.0.0 改訂内容
- 「UC-1 Cloud 自動設計 土留め工」とのライセンス連携に対応<Lite>
- 「鉄道標準(令和3年8月)」に対応<Advanced>
- 弾塑性法で盛替え支保工を伴わない撤去時の検討に対応<Standard>
- 逆解析ツールのデータエクスポート機能の拡張<Advanced>
「UC-1 Cloud 自動設計 土留め工」とのライセンス連携
UC-1シリーズにUC-1 Cloud自動設計シリーズを統合して「UC-1・UC-1Cloud 統合版 土留め工」として「土留め工の設計・3D CAD Ver.18」をリリースします。統合に伴い、「土留め工の設計・3D CAD」のライセンスをお持ちの方は、「UC-1 Cloud 自動設計 土留め工」が利用できるようになります。フローティングライセンスの場合、端末の種類を問わずブラウザーで利用可能です。
「UC-1 Cloud自動設計 土留め工」の自動設計では、簡易な基本条件の入力と対象とする壁体種類を指定して計算実行すると、検討条件の中から全ての照査結果がOKとなる結果を抽出し、さらに最小部材や最小となる壁長(根入れ長)などの条件を満たしたケースを提案します。UC-1 Cloudでの自動設計後に「土留め工の設計・3D CAD」データファイル(*.f8L)をエクスポートし、「土留め工の設計・3D CAD」で詳細設計や計算書、図面の出力などを行うことが可能です。
「鉄道構造物等設計標準・同解説(トンネル・開削編)令和3年8月」に対応
主な改定内容は以下の通りです。
水平地盤反力係数khの算定式対応
ここに、
ρgk:地盤修正係数で0.5とする
Ed:変形係数の設計用値(kN/m2)
Bh:換算載荷幅(m) (掘削段階ごとの根入れ長によって異なる)
D:親杭の幅(m)
鋼製支保工の座屈照査式対応
支保工の座屈照査は下式で行います。式中の各種許容応力度は、材質(SS400、SM490)、並びに、一般の場合と列車荷重を直接支持する場合で異なります。
ここに、
σc:軸方向力による圧縮応力度(N/mm2)
σbc:曲げモーメントによる曲げ圧縮応力度(N/mm2)
σcaz:弱軸まわりの許容軸方向圧縮応力度(N/mm2)
σbay:強軸まわりの純曲げに対する許容曲げ圧縮応力度(N/mm2)
σeay:強軸まわりに関するオイラー座屈に対する許容応力度(N/mm2)
弾塑性法で盛替え支保工を伴わない撤去時の検討に対応
本製品では、弾塑性法の撤去時の検討において、盛替え支保工(盛替え梁や均しコンクリート、埋め戻し土などを想定)を設置することができます。これまでは各撤去時ケースで必ず1つ以上設置するものとしていましたが、今回、盛替え支保工を伴わない撤去時の検討に対応します。盛替え支保工は各撤去ケースごとに設定できますので、図2のように一次撤去時では「設置する」、二次撤去時では「設置しない」といった弾塑性解析が可能となり、さらに検討の幅が広がります。
逆解析ツールのパラメトリックスタディ結果を複数同時に土留め工の設計データ(*.f8L)エクスポートする機能を追加
Advancedライセンスで利用できる逆解析ツールでは、検討パラメータ(地盤の粘着力や内部摩擦角、壁体の断面二次モーメントなど)を変動させたパラメトリックスタディを行い、全検討ケースの解析値と実測値のフィッティングを評価して、パラメータ推定を行うことができます。
逆解析を実行した後は結果確認画面(図3)で土留め工の設計データ(*.f8L)をエクスポートすることができます。これまでは推定パラメータが反映された採用ケースの1ケースのみしかエクスポートすることができませんでしたが、今回、パラメトリックスタディを行った全ケースの中から指定したケースを複数同時にエクスポートする機能に対応します。本機能により、逆解析により推定したパラメータを用いた予測解析をさらに効率的に行うことができるようになります。
適用基準および参考文献
適用基準
- 公益社団法人 日本道路協会 道路土工 仮設構造物工指針 平成11年3月
- 公益社団法人 土木学会 トンネル標準示方書開削工法編・同解説 2016(平成28)年版
- 公益社団法人 土木学会 トンネル標準示方書開削工法編・同解説 2006(平成18)年版
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道構造物等設計標準・同解説 開削トンネル 平成13年3月
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道構造物等設計標準・同解説(トンネル・開削編)令和3年8月
- ジェイアール東日本コンサルタンツ JR東日本設計マニュアル第4巻 VII 仮設構造物編 平成21年1月
- 一般社団法人 日本建築学会 山留め設計指針 2017年
- 一般社団法人 日本建築学会 山留め設計施工指針 2002年
- 首都高速道路公団 首都高速道路 仮設構造物設計要領 平成19年9月
- 首都高速道路公団 首都高速道路 仮設構造物設計要領 平成15年5月
- 東日本・中日本・西日本高速道路株式会社 設計要領第二集 平成28年8月
- 農林水産省 土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」 基準書 技術書」 平成26年3月
- 農林水産省構造改善局建設部建設課 土地改良事業標準設計 第9編 擁壁 平成5年5月
- 日本下水道事業団 設計基準(案)土木設計編 平成4年4月
- 公益社団法人 土木学会 トンネル標準示方書開削工法編・同解説 平成8年版
- 一般財団法人 首都高速道路厚生会 首都高速道路 仮設構造物設計基準 平成2年10月
- 公益社団法人 日本道路協会 共同溝設計指針 昭和61年3月
- 一般社団法人 日本建築学会 山留め設計施工指針 1988年
- 日本道路公団 設計要領第二集 平成12年1月
- 地盤工学会 グラウンドアンカー設計・施工基準、同解説 平成24年5月
- たて込み簡易土留協会(サポートパネル協会)たて込み簡易土留設計施工指針-2018年改訂版- 平成30年4月
- たて込み簡易土留協会(サポートパネル協会)たて込み簡易土留設計施工指針 平成20年9月
- たて込み簡易土留協会(サポートパネル協会)たて込み簡易土留設計施工指針 平成18年9月
- BIM/CIM基準要領 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案)令和3年3月
参考文献
- 建設省土木研究所 大規模土留め壁の設計に関する研究、土研資料第2553号 1988年3月
- 公益社団法人 土木学会 トンネル標準示方書(開削編)に基づいた仮設構造物の設計計算例 平成5年6月
- 一般財団法人 先端建設技術センター 大深度土留め設計・施工指針(案) 平成6年10月
- 森重竜馬 地下連続壁の設計計算、土木技術Vo130 No.8 1975年8月
- 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 IV下部工編 平成8年12月
- 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 II鋼橋編 平成24年3月
- 一般社団法人 全日本建設技術協会 土木工事仮設計画ガイドブック(I)平成9年9月
- 一般社団法人 日本建築学会 山止め設計実例集 2003年
- 地盤工学会 グラウンドアンカー設計・施工基準、同解説 平成12年3月
- 一般社団法人日本アンカー協会 グラウンドアンカー施工のための手引書 平成16年8月
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 掘削土留工設計指針 平成11年11月第7刷
- 公益社団法人 日本材料学会 ソイルミキシングウォ-ル(SMW)設計施工指針(改訂版)平成14年3月
- TRD工法協会 TRD工法(等厚式ソイルセメント地中連続壁工法)技術資料 平成20年7月
- 一般社団法人 日本グラウト協会 薬液注入工設計資料
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 都市部鉄道構造物の近接施工対策マニュアル 平成19年1月
製品価格
複数製品を導入ご希望でしたら、スイート製品がお得です。
これからまとめて買いたい方は
持っている製品があるけど、費用を抑えたい方は
新規1年目
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Advanced | 470,000円(税別) |
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土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Standard | 390,000円(税別) |
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Lite | 240,000円(税別) |
フローティングライセンス価格(新規1年目)
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Advanced | 188,000円(税別) |
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土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Standard | 156,000円(税別) |
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Lite | 96,000円(税別) |
サブスクリプション価格(2年目以降費用)
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Advanced | 初年度無償 2年目以降:188,000円(税別) |
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土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Standard | 初年度無償 2年目以降:156,000円(税別) |
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Lite | 初年度無償 2年目以降:96,000円(税別) |
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Advanced フローティング | 初年度無償 2年目以降:263,200円(税別) |
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Standard フローティング | 初年度無償 2年目以降:218,400円(税別) |
土留め工の設計・3D CAD Ver.18 Lite フローティング | 初年度無償 2年目以降:134,400円(税別) |
サポート内容
- バージョンアップ無償提供
- 電話問い合わせテクニカルサポート
- 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
- ダウンロードサービス
- 保守情報配信サービス
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