杭体の情報より、M-φ関係を自動で算定します。(注1)コンクリートの応力度~ひずみ曲線については、基礎指針に記載される1次直線タイプと道路橋示方書に記載される2次放物線タイプから選択することができます。
- (注1)直接指定も可能です。
FORUM8新製品情報2021年8月:建築プラントスイート バンドル製品
建築基準に準拠した基礎の設計を支援するプログラムです。「支持力に対する検討」「水平力に対する検討」をサポートします。長期・短期の検討に加え、終局状態の検討を一括で行うことが可能です。
メイン画面
杭体の許容耐力および地盤の許容支持力を算定し、その小さい方を許容支持力とした照査を行います。杭体の許容耐力算定には、以下の低減を考慮する事ができます。
基礎指針準拠 |
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告示1113号準拠 |
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告示1113号準(係数任意指定) | 係数を指定することにより、そのほかの工法による許容支持力を算定することが可能 |
直接入力 | 載荷試験による結果を採用する場合などは地盤の許容支持力を直接入力することが可能 |
係数任意指定時の算定式
結果確認画面
負の摩擦力に対する杭の鉛直支持力、杭体の応力に関する検討を行います。
水平抵抗算定式により、杭の変位・曲げモーメント・せん断力・地盤反力度を算定し、曲げモーメント・せん断力の許容値による照査を行います。また、長期の水平支持力検討ができます。
地震時水平力の指定は、ブロックごとに分割することができます。一つの水平力を全ての支点で分散させることも支点ごとに異なる水平力を設定することも可能です。同じブロックに指定された支点の杭頭変位が同じ値になるように水平力を分担します。
液状化の判定および水平地盤反力と塑性水平地盤反力の低減係数の算定を行います。
杭-地盤系の破壊形態を仮定し、極限状態のつり合いから杭の極限水平力を算定します。この算定方法には、以下の制約があります。
各断面における最大モーメント・最大せん断力を算定し、許容曲げモーメント・許容せん断力以下であることを照査します。結果は、数値の一覧形式表示のほか、M-N相関図にプロットして表示することができます。また、変位図・曲げモーメント図・せん断力図・地盤反力度図が一画面に表示されます。
短期 (損傷限界状態) | 弾性床上はり理論による解析(注1) |
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終局 (終局限界状態) | 荷重増分法による非線形解析 |
極限平均法によるBromsの算定式(注2) | |
終局時も杭の塑性化を考慮しない状態であれば、短期と同様に弾性床上はり理論による線形解析を行うことが可能です |
地盤層境・断面変化位置・分割ピッチにて分割したモデルを作成して解析します。地盤の非線形を考慮する場合は、格点の変位により地盤反力係数を算定し、部材上・下端格点の地盤反力係数の平均値を部材の地盤反力係数として使用します。L.Y.Changの式を適用する場合は、杭頭変位により地盤反力係数を算定します。
杭材の変位と地盤反力の関係
作用する荷重を微少量に分割し、この微小荷重の範囲では、地盤および杭体は線形挙動すると仮定し、下図に示す様に各折れ線の勾配に対応した杭体の曲げ剛性および杭体の変位に応じた水平地盤反力係数を有するとして、各折れ線上を順次増分させながら曲げモーメント・変位・せん断力を算定します。
杭体の情報より、M-φ関係を自動で算定します。(注1)コンクリートの応力度~ひずみ曲線については、基礎指針に記載される1次直線タイプと道路橋示方書に記載される2次放物線タイプから選択することができます。
建築杭基礎の設計計算 Ver.7 | 160,000円(税別) |
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本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
建築杭基礎の設計計算 Ver.7 | 64,000円(税別) |
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対象製品 | 初年度 | 1年 |
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建築杭基礎の設計計算 Ver.7 | 無償 | 64,000円(税別) |
建築杭基礎の設計計算 Ver.7 フローティング | 89,600円(税別) |
本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。