iARD-RPRモデルは、SEP 2013で最優秀論文賞を受賞

長繊維解析(繊維配向解析)

Moldexソフトウェアは長繊維解析には定評がありますが、それを裏付けるように本内容の論文執筆でSEP 2013で最優秀論文賞を受賞しました。

Society of Plastics Engineers(SEP)
Automotive Composites Conference & Exhibition(ACCE)2013
長繊維強化熱可塑性プラスチックの射出成形における繊維配向の3次元予測

長繊維解析事例

40wt% Long-Carbon-Fiber / Nylon66 複合材

繊維長予測

  • スクリューの簡易的な形状を入力し、繊維破損を考慮することが可能です。
  • スクリューの移動領域の溶融ゾーン内の繊維長を予測し、この予測結果は実際の実験データに近い結果になりました。

PP(ロング―グラスファイバー40 wt%):ペレットの初期繊維長平均値は7mmですが、スクリューの溶融ゾーンでの繊維長平均値は約0.7 mmになりました

独自開発の繊維配向モデル iARD-RPRモデル

Moldex3Dは、より信頼度の高い3パラメーター iARD-RPR繊維配向モデルを開発しました。

iARDモデルのパラメーターCI:繊維―繊維の相互作用(等方拡散)
CM:繊維―基質の相互作用(異方拡散)
RPRモデルのパラメーター高速配向反応をスローダウン
  • Jefferyの繊維流体力学

  • 繊維―基質 相互作用

  • 繊維回転拡散