Geomagic Design X
3DスキャンデータからCADモデルへ最速でパスする、リバースエンジニアリングソフトウェア
Geomagic Design Xは、ほかのリバースエンジニアリングソフトウェアよりも速く、正確かつ確実に3DスキャンからCADモデルを作成できるため、既存の製品から新たなビジネスバリューを生み出せます。
- 数百万の点群から成る大容量のデータでも速く処理。
- ソリッド、サーフェス、メッシュなど、複雑のハイブリッド3Dモデルを作成。
- お使いのCAD環境に直接接続し、スキャンオブジェクトを正確に表現するネイティブファイルを作成。
- まるでCADで作成しているかのように、ソリッドやサーフェスをすぐに作成。
- 全ての設計履歴を含むパラメーターベースの3Dモデルを、あらゆる標準的CADソフトウェアに送信。
特長
スキャンデータを正確にフィーチャベースCADへ
Geomagic Design Xは、3Dスキャンしたデータを高品質なフィーチャベースのCADモデルに変換します。ソリッドモデル抽出、有機3Dスキャンに基づいた正確な精密サーフェース作成、メッシュ、点群処理を組み合わせてCADモデルを作成し、スキャンデータベースの設計を行えます。
さまざまなCADに対応するモデルを作成
Geomagic Design Xから作成されたモデルは、主要なかつ最新CADアプリケーションに対応しています。フィーチャー(作業履歴)ごと渡すため、編集可能なパラメトリックソリッドモデルとして扱えます。
- Autodesk Inventor
- CATIA
- Creo
- Siemens NX
- SOLIDWORKS
- Solid Edge
- Geomagic Wrap、Control X(ネイティブファイルの読み込みにも対応)
また、どんなCAD / CAM / CAEアプリケーションでも使用できるSTEP、IGES、STLやParasolidとして保存できます。
2022で新しく強化された機能
今回のバージョンより、ソフトウェアは「Oqton」というソフトウェア統一ブランドでロゴデザインも刷新されました。
ロフトサーフェースを調整するためのコネクター機能の追加
サーフェース間をつなぐロフト面を作成する際、ねじれやアイソラインの配置を調節するためのコネクターが設定できるようになりました。
自動サーフェーシングで使用したパッチネットワークの保持
自動サーフェースでメッシュからサーフェース・ソリッドボディを作成したときに、内部的に作成されるパッチネットワークをカーブとして残すオプションが追加されました。これにより、一部カーブを修正したい場合などに再利用することができます。
Accuracy Analyzerでの偏差チェックにおける比較対象メッシュの選択
長らく要望があった機能がついに搭載されました。
作成したCADモデルとメッシュを比較する際、ファイル内に複数のメッシュがあった場合にどのメッシュと比較するかを選択できるようになりました。
Live TransferのCADソフトウェアの最新バージョンへの対応
次のCADアプリケーションが新しくサポートされます。
- SOLIDWORKS 2022(これによりSOLIDWORKS 2006から2022までをサポート)
- Inventor 2021、2022および2023(これによりInventor 2010から2023までをサポート)
- Creo 8.0および9.0(これによりCreo 9.0までをサポート)
- NX 1899、1926および1953シリーズ(これによりNX8から1953までをサポート)