ZEISSが開発・製造する高精度ハンディ式レーザー3Dスキャナー
ポータブルなT-SCAN hawk 2は、次世代の軽量3Dレーザースキャナーです。工業用測定機としての精度と優れた使いやすさを両立します。高速かつ広範囲な3Dスキャンで、ハイクオリティなデータをご提供。直感的な操作で作業者の測定ワークフローをガイドします。
ZEISSが開発・製造する高精度ハンディ式レーザー3Dスキャナー
ポータブルなT-SCAN hawk 2は、次世代の軽量3Dレーザースキャナーです。工業用測定機としての精度と優れた使いやすさを両立します。高速かつ広範囲な3Dスキャンで、ハイクオリティなデータをご提供。直感的な操作で作業者の測定ワークフローをガイドします。
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ブルーレーザーで光沢面や黒物も難なく測定
従来の赤外線レーザーでは、光沢面や深穴箇所は反射や影の影響を受け、正確なスキャンが困難でした。しかし、T-SCAN hawk 2は、ブルーレーザーの短波長特性により、光沢面や深穴箇所もしっかりと捉え、取れ高が向上しました。
従来のスキャナーでは、測定距離が長くなると精度が低下する傾向がありましたが、ブルーレーザーと高度なアルゴリズムにより、1m離れたワークも高精細に測定できます。広範囲の対象物も細部まで逃さず3Dデータとして取得可能です。
大型ワーク専用「サテライトモード」
従来のポータブルレーザースキャナーでは、測定範囲が限られていましたが、T-SCAN hawk 2のサテライトモードなら、最大4mという広範囲のワークも高精度に測定可能です。大型部品や複雑形状の製品も隅々まで詳細な3Dデータとして取得できます。
サテライトモードは、センサー1台のみで動作します。従来では、外部カメラやターゲットマーカーが必要でしたが、T-SCAN hawk 2ならシンプルで手間をかけずに測定を開始できます。
多彩なスキャンモード
T-SCAN hawk 2は、解像度と測定視野をシームレスに変更・切り替え・調整できる機能を搭載しています。手動でスキャン設定を変更する必要がなく、小さな部品から大物構造物まであらゆる形状の対象物を高精度に測定できます。
システム認証に使用される校正規格
Carl Zeiss GOM Metrology社は、ISO 17025に基づく光学計測のための長さおよび座標基準の校正の分野で認定されています。T-SCAN hawk 2には、工業用計測システムの寸法精度を確保するためにDAkkS校正されたトレーサブルな長さ基準と座標基準が付属されています。
T-SCAN hawk 2は、3D計測評価ソフトウェア「ZEISS INSPECT」と連携して動作します。この専用ソフトウェアを使えば、検査対象物の測定からメッシュ編集、CADデータのインポート、GD&Tに基づいた解析、トレンド分析、デジタル組立、独自検査などの複雑な作業まで、検査プロセス全体をスムーズに行えます。
高速測定 | 対応:ブルークロスレーザー |
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深穴測定 | 対応:ブルーラインレーザー |
スキャン範囲 | 最大:600×550mm |
詳細測定 | 対応:詳細スキャンモード |
ワンショットキャリブレーション | 対応:ハイパースケールでの再キャリブレーション |
大型測定 | 対応:サテライトモード(コーデットマーカ不要) |
高精度スケールバー | 認定(DAkkS / ILAC)(注1) |
精度 | 0.02mm+0.015mm / m(注2) |
レーザークラス(IEC 60825-1:2014) | Class 2(アイセーフ) |
重量 | <1kg |
ケーブル | 10m(超軽量USB-C接続) |
ソフトウェア | ZEISS Quality Suite / GOM Inspect |
完全なリモートワークフロー | 対応:四つのボタン |