VP Hybrid CADシリーズ 機能紹介
ラスタークリーニング機能
ゴミ除去、傾き補正、回転などの処理を高速に行うことができます。また、ボタン一つでゴミ除去や傾き補正ができる自動クリーンアップ機能も装備しています。
CADライクなダイレクトラスター編集機能
あたかもベクター要素を操作するかのように、ラスターを自由自在に編集できます。掠れ線やラスター要素の修正に威力を発揮します。
簡単マージ機能
異なる複数枚のラスター図面を自在につなぎ合わせることができます。2点間距離調整やオーバーラップ部分の自動消去機能も搭載しています。
高精度な多点ラバーシート補正機能
無制限の参照ポイント指定による高精度の歪み補正が行えます。紙図面の伸縮や歪みを完全に補正することで、実際の縮尺値に合致した図面としてCAD運用を可能にします。
強力な一括ベクター変換機能
高精度/高速の変換スピードを実現した最先端のベクター変換アルゴリズムを搭載しています。ラスターは最適なベクター要素に自動変換されます。また、英数字に対する文字認識機能(OCR)(注1)を標準搭載しています。
- (注1)日本語OCRオプションは別オプションとして搭載可能。
各種CAD(AutoCAD / BricsCAD / ZWCAD)アドオン
各種CAD(AutoCAD / BricsCAD / ZWCAD)アドオンアプリケーションとして使用することもできます。これにより、ラスターベクター混在のハイブリッド図面作成を支援します。
ラスター.dwgファイル
通常AutoCADでラスターアタッチされた図面を保存した場合、.dwgファイルのヘッダーにアタッチされたラスターファイルのパス情報が記述され、結果として二つのファイル(.dwgファイルとTIFファイル)が保存されます。各種データベース管理ソフトでデータを管理するときに、この二つのファイルを同時に管理する必要が出てきます。この障害を解消するために、ラスター.dwg形式では.dwgの内部にラスターデータも同時に保管し、一つの.dwgファイルとして管理が行えます。