VPmapシリーズ
VPmapシリーズはGISのベースマップを作成するために開発されたハイブリッドアプリケーションです。ラスターデータあるいはCADデータからGISに不可欠なベクター、座標付きラスターデータの生成、属性情報の付与を行い、最良のGIS基盤図データを構築できます。
紙地図、航空写真などはGISのための主要なデータソースとなります。GISシステムに不可欠な各種情報(ベクターおよび属性情報)を生成するには多大な労力を必要とします。VPmapシリーズは幾何補正、イメージ修正、対話型/自動変換、属性付加により、高品質且つ効率的に最良なGISデータ構築を可能にします。
VPmapシリーズでできること
VPmapシリーズには、次のような特長があります。
以下のプラットフォームをサポート
Windows スタンドアロン起動、AutoCAD 2010~2021 / BricsCAD V18~V20(Pro以降) / ZWCAD 2020(Pro以降)アドオン起動。
完全な64bitアプリケーションとして開発
Windows 8(8.1)、Windows 10 32bit / 64bitに完全対応。
トレース時に発生する各種エラー(アンダーシュートやオーバーシュートなど)を自動修復
トポロジー構造を自動生成後、ポリゴンを自動生成。
多彩なラスター編集機能を搭載
ラスタークリーンナップ、ラスター変形、スケール調整、図面合成機能など。
各種ラスター要素をCAD同様にダイレクト編集
認識要素:ライン、円、円弧、テキスト、ポリライン、ハッチング。
Windows スタンドアロン版はAutoCAD(.dwg)互換エンジンを搭載
ラスター/ベクター混在のハイブリッドCADシステム。
その他
- 任意の属性項目を容易にセット可能。属性クエリ機能併用により、所定レイヤーの図形要素を一括抽出し、随時属性情報の入力ができる。
- CAD座標系、平面直角座標系、緯度経度座標をサポート。
- 多点ラバーシート補正により、紙図面のあらゆる歪みを幾何補正し高精度なラスターデータを生成。
- 自動ラスターベクター変換機能、対話型トレース機能(ポリライントレース、CADトレース)を搭載。
- 20数種類の入出力フォーマットに加えて、Shape(SHP)/SIMA/MIF(DB付きベクター)、WorldFile(TIF/JPEG/BMP)/GeoTIF(ラスター)などの入出力をサポート。
- ラスター.dwg形式により、ハイブリッドファイルを1ファイル化。
価格や動作環境はどうなっていますか?
VPmapシリーズの価格、動作環境は次よりご確認ください。価格のご相談や見積り請求もお気軽にお問い合わせください。