日本-中国間でのデータ通信における課題とは

中国拠点のIT環境でお困りごとは大塚商会の中国法人にお任せください

中国に進出する日系企業の増加に合わせ、現地にて設計業務を行うご相談も増えてきております。しかし、中国ではネットワークの帯域不足や、海外接続回線の慢性的な通信遅延もあり、一般のインターネット回線は「日本に比べて非常に不安定」という不満を多くの中国進出企業が抱えているのが現状です。「電子メールの送受信が遅い」、「アプリケーションの反応が遅い」、「日中間で大容量データの共有ができない」などの理由で、業務効率が低下しているという課題をお持ちのお客様はいらっしゃいませんか?

大塚商会では、8年間の進出経験と1600社のお客様とのお取引実績を基に、中国のインターネット事情を踏まえ、WAN越しのアクセスをLAN上のアクセスと同様に最適化するソリューションをご提供します。

中国のインターネット回線事情(南北問題)

中国のオフィスでインターネット回線を利用するためには、中国の2大キャリアである中国電信(China Telecom)または中国聯通(China UNICOM)との契約が必要となります。二社のサービスは揚子江を挟んで南北で主な提供エリアがわかれており、中国電信は上海を含む南側、中国聯通は北京を含む北側がサービスエリアとなっております。

最近ではお互いの事業地域にサービス範囲を広げつつあり、どちらも家庭向けのプランや、帯域を重視した企業向けのプランなど料金体系やサービスメニューがあります。

ネットワーク障害の原因

反面、中国では急増するインターネットの利用ユーザに伴い、ネットワーク障害が常時発生し、インターネットを利用する一般企業の大きな阻害要因となっているのが現状です。接続環境がADSLの場合、最大512K-8Mbpsの範囲で接続事業者より提供されるものの、中国内で両キャリアのネットワークを結ぶ回線の速度が遅く、常時ボトルネック状態による「不安定な通信速度」となっております。

また、日中間を結ぶ国際ネットワークのバックボーンはさらに細く、一般回線からのアクセス障害が多発しております。その他、労働節・国慶節等の長期休暇前後に人為的統制による利用制限が行われていると言われています。さらに、中国では建物や地域ごとに引き込める回線が限られており、光回線(FTTB)を希望しても開通できない場合もございます。

そのような複雑化している回線事情により、業務効率が低下しているという課題をお持ちの中国進出企業が多いのが現状です。

大塚商会中国法人ならこう解決します

業務効率低下の例として多くあるのが、現地から日本のサーバにアクセスし、設計データなどの大容量データの共有やアプリケーションの利用をするときにおこる帯域不足です。この日中間で通信するときにおこる帯域不足を解消するためには、回線を増強するのが一般的ですが、中国側の回線コストに対する負担が悩みの種です。

そこで大塚商会では、この課題を解決するために回線帯域はそのままで、WAN越しのアクセスをLAN上のアクセスのように最適化するソリューションなどをご提案しております。

大塚商会中国法人では、上記のご提案だけではなく、複雑化したネットワーク上での阻害要因の特定や、通信回線の最適な対応策について、お客様の業務内容に適したサービスプランのご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。