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技術伝承 ~熟練者の動きの可視化のコツ~

動きをシンプルに計測するためには……

製造業において「技術伝承」は直面している課題の一つだ。熟練者の動作や視線などデジタルデータの取得が容易となっているが「思っていたような結果を得られなかった」「どこがポイントなのか分からない」といった事態になってはいないだろうか?

2019年10月に大塚商会が主催した「3Dデータ活用 Solution Fair 2019」での「技術伝承と可視化技術、変位計測と寸法計測のデジタル化トレンドと留意点」セミナーより、動きの可視化をダイジェストにしてレポートする。

動きの計測が目的になってはいないだろうか?

熟練者の動きを評価するためにまずはデジタルデータ化が必要になるが、現在はカメラやウェアラブル、センサーを取り付けての計測などさまざまなツールがあり容易に取得することができる。ツールの特徴を精度(高額)と運用のしやすさにカテゴライズしてみると、図のように分類できる。

これらのツールを用いて計測していると、いつの間にか「動きを撮ること」「精度の高い動きを撮影すること」が目的となっていることがある。目的は動きを通して、技術の伝承に活用すること、パフォーマンスの評価や予知/予見に利用することではないだろうか?

目的からそれてしまうことは往々にして発生するため、あらためて目的を確認しながら進めることも重要だ。

得られた動きをアウトプットに利用するために

さらに目的だけでなく事前に取り決めておきたいポイントが幾つか挙げられる。これらを「アウトプット設計」と呼んでおり「得られた動きをどのように評価・アウトプットに活用するか」まできちんと練ることをお薦めする。

  • 目的
  • 運用条件
  • 評価指標の定義
  • アウトプットの明確化
  • 効果測定の仕方

事前にアウトプット設計を行うことで「着目点」を共有することができる。熟練者の動き全体を評価することは時間・コスト共にリソースを必要とするが、着目点を絞っておくことで余計なリソースをかけずに答えを見つけやすい、つまり成功事例への近道といえるだろう。

成功事例:シンプルな動きに置き換える

熟練者のタクトタイムを計測した例を挙げると、生産工程にはさまざまな道具を使った動作が発生し、着目点が多くなってしまう。そこで、熟練者には棒抜きを行ってもらったところ、シンプルな動きの中にも棒を取る手の角度や視点の移動の仕方などの違いを見つけることができた。

全体ではなく一部にフォーカスを絞りシンプルに計測することこそ、動きの違いを明らかにするコツといえる。

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