利用環境から選ぶスマートグラス! デバイスの選び方
環境に適したスマートグラスを使う理由
目の前に映し出された情報を音声で操作できるハンズフリーのスマートグラスです。手が自由に使うことができ、「危険な場所での作業」「手が汚れる作業」「両手が離せない作業」などの場面で活躍するデバイスをご紹介します。
クリーンルームで利用する場合
クリーンルームおよびクリーンルームに準ずる環境が要求される場所では、デバイスだけでなくオプションもクリーンルーム規格に対応しているものを身に付ける必要があります。
- RealWear HMT-1+クリーンルーム用シリコンバンドオプション(注1)
- HoloLens 2 Industrial Edition(ISO 14644-1 Class 5-8のクリーンルーム規格に対応)
- (注1)クリーンルーム用シリコンバンドはRealWear HMT-1専用のオプション。
防爆仕様のデバイスをお探しの場合
石油精製工場や化学合成プラントなど爆発や火災が発生する可能性がある場所では「防爆規格を取得した電子機器でないと使用してはいけない」という法令が定められています。RealWearとHoloLens 2が適合する規格をご紹介します。
RealWear HMT-1Z1 | HoloLens 2 Industrial Edition |
---|---|
ATEX
IECEx
NEC500
| UL
|
保護具着用必須の現場の場合
保護具着用が義務付けられている場合は、別売りでハードシェルヘルメット用クリップもあり、装着ができます。ゴーグルや眼鏡との併用も対応可能です。
- RealWear HMT-1 / HMT-1Z1+ヘルメットクリップオプション
- ヘルメット一体型HoloLens2のTrimble XR10 with HoloLens 2
野外で利用する場合
RealWear HMT-1 / HMT-1Z1は、高い防水・防じん性能(IP66)を持っているため、屋外の使用に適しています。また、-20℃~50℃の環境下でも使用でき、寒冷地や砂漠地帯などの過酷な現場でも高いパフォーマンスを発揮します。
- IP66レベルの防じん防水性能
- 屋外でも見やすいディスプレイ
- 600ルーメンのライト付き
- -20℃~50℃で動作可能
- 8時間以上の連続稼働(予備バッテリーも利用可能<注1>)
- (注1)予備バッテリーについては、RealWear HMT-1のみ利用可能。
騒音環境で利用する場合
RealWear HMT-1 / HMT-1Z1は、作業現場用に開発されているため、4個のデジタルマイクロホンと高度なアルゴリズムを使用したノイズキャンセリング機能を搭載。95dBの騒音環境下でも支障なく音声操作ができます。
- 95dB相当の騒音環境下でも利用可能
- ノイズキャンセリング機能搭載
- Bruetooth対応のイヤホンが利用可能
- イヤホンジャックも搭載しているので、有線接続もOK(注1)。
- (注1)有線接続時には、防じん・防水性能が損なわれますのでご注意ください。
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