BLK2GO スキャンデータの活用

BLK2GOの計測したデータは、建物や施設の維持管理、改修工事におけるレイアウト検討などに活用できます。スキャンデータは、点群編集ソフトやBIMソフトによって利活用され、既存施設のデジタルツイン化をサポートします。

スキャンデータから3Dモデリング

広範囲かつ複雑な構造をした建物・施設を点群データから3Dモデル化するにあたり、点群編集ソフトの機能や操作性は大事なポイントです。今回は、BLK2GOの建物サンプルデータを使って「ClassNK-PEERLESS（アルモニコス社）」で3Dモデリングを行いました。

建物の全景

  • スキャンデータ

  • 3Dモデリングデータ

屋内のコーナー部

  • スキャンデータ

  • 3Dモデリングデータ

外壁の形状を3Dモデル化

  • スキャンデータ

  • 3Dモデリングデータ

室内空間を3Dモデル化してレイアウトに活用

  • スキャンデータ

  • 3Dモデリングデータ

ClassNK-PEERLESSとは

3次元レーザースキャナーで取得した点群データから、3次元モデルを短時間で作成するソフトウェアが「ClassNK-PEERLESS」です。配管や構造物の裏側など、3Dスキャナーの死角となり点群を取得できていない箇所も3Dモデル化で補えます。

3Dモデルを活用し、プラント・工場設備・建築・造船といった大規模構造物の改造およびメンテナンス作業、設備のレイアウト検討作業の効率化を支援します。

特長

配管や鋼材などを自動で作成

配管の自動モデリング機能により自動認識が可能です。部品データベースを使い、ルールに沿って作成されます。

専用コマンドにより1面を選択するだけで鋼材を作成できます。部品データベースを使い、ルールに沿って作成されます。

床、壁に代表される平面を簡単に作成

点群から平面をサクッと作成できます。簡単に編集するために、専用の編集コマンドも搭載しています。

機器をモデル化するための機能が充実

直方体、円柱、角柱など幾何形状の作成機能で機器を作成できます。ダクトや階段、ネットなどは専用コマンドを使って作成できます。