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解析面での特長は、3次元ファイバー要素とReissner-Mindlin理論に基づく平板要素を備えていること。そして、それらの材料非線形および幾何学的非線形(大変位)を同時に考慮した静的解析および動的解析が可能な点です。
平板要素は、厚さ方向に複数の層を持つ積層構造にすることができます。各層には、異なる材料種類や線形・非線形の設定を個別に定義できます。平板要素に適用するコンクリート構成則に、東京大学コンクリート研究室で開発された世界的に評価の高い鉄筋コンクリート非線形構成則(分散ひび割れモデル)を採用しています。
本製品の平板要素は、UC-win / WCOMDのRC要素を厚さ方向へ多層に拡張して、面内変形だけでなく面外変形の非線形挙動も解析可能にしたとも言えます。平板要素はFEMでよく用いられるアイソパラメトリック要素を採用しています。
動的解析の時刻歴結果を確認するときに入力した地震波形を呼び出せます。呼び出すと、新しい画面「入力波形表示」が表示されます。波形グラフの中をクリックするとステップが進み、モデルの変形図や断面力図もそのステップに同期されます。
活荷重計算は1本棒の影響線解析です。プログラムは影響線を作成した後に、活荷重(L荷重、T荷重、連行荷重)を移動させながら各着目点での断面力等が最大・最小となる位置を検索します。道路橋の橋軸方向が主な用途です。
『鋼・合成構造標準示方書 耐震設計編(土木学会、2008年制定、2008年2月)』に準拠したひずみ照査を行います。鋼製部材をファイバー要素でモデル化し、安全係数や終局ひずみの設定を行うと、ひずみによる照査結果を得られます。
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