落橋防止システムの設計・3D配筋(R7/H29道示対応)Ver.2がリリース

FORUM8新製品情報2026年7月(構造解析上部工スイートに含まれる製品です)

逆T式橋台、重力式橋台の設計計算、図面作成プログラム。本製品は、公益社団法人 日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、橋台の設計に対応したものです。

落橋防止構造、橋座の設計、踏掛版、突起の考慮、翼壁、杭本体の設計など広く橋台の設計をサポートしています。任意形状では、簡単な操作で側面形状を自由に設定、段差フーチングでは、橋軸・直角段差の検討が行えます。

図面作成では、逆T式、半重力式、重力式橋台の配筋図、一般図の図面作成およびSXF、DWGなどのファイル出力、3D配筋シミュレーションに対応しています。

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Ver.2.0.0 改訂内容

  1. R7道示への対応
  2. 製品名変更および準拠基準の選択
  3. F8-AI UCサポート機能

落橋防止システムの設計に関する主な改定内容

R7道示では、落橋防止システムの位置づけが整理され、それに伴って名称の見直しや、新たに変位抑制構造の規定が追加されました。

変位抑制構造

今回の改定では、地震の影響を考慮する設計状況において、支承部が破壊された場合にも、地震後に路面に大きな段差やずれが生じにくくし、道路機能をできるだけ維持するための対策として、新たに変位抑制構造が規定されました。

変位抑制構造は、上下部構造の相対変位を抑制することで上記の目的を達成するための構造であり、落橋防止システムと同様に、耐荷性能の評価とは別に備えるべき要件が定められています。

また、変位抑制構造は、鉛直方向と水平方向に分けて規定されており、従来の示方書において変位制限構造や段差防止構造とされていたものは、R7道示では本構造に含まれる対策として整理されています。一方で、本構造は、設置の必要性を一律に定めるものではなく、橋の条件や道路の位置づけ(重要度)などに応じて、設計者がその必要性を判断したうえで検討するものとされています。

名称の整理

変位抑制構造の規定の追加にあわせて、似た名称となる落橋防止システムについても、位置づけを明確にする名称に見直されています(表1)。

表1:名称変更
H29道示必要桁かかり長落橋防止構造横変位拘束構造
R7道示桁かかり長橋軸方向拘束構造橋軸直角方向拘束構造

その他評価内容に関する事項

R7道示では、橋軸方向拘束構造および橋軸直角方向拘束構造について、従来の「水平力に対して弾性域に留まるようにする」という表現から、「限界状態1および限界状態3を超えてはならない」と明記されています。

これに伴い、本製品では、これまで限界状態1のみを対象としていた評価項目について、限界状態3までを含めた評価に対応しています。

また、落橋防止システムおよび変位抑制構造については、耐久性能の規定が新たに整理・明確化され、経年劣化や維持管理条件を踏まえた耐久性能の確保が求められています。本製品では、評価方法の詳細が明確になり次第、順次対応を進めてまいります。

製品名変更および準拠基準の選択

R7道示対応に伴い製品名称の変更(図1)および準拠基準の選択(図2)を追加しました。準拠基準の選択に応じて、入力項目や計算書などの表示や、評価内容の切り替えが可能です。

図2:準拠基準の選択

F8-AI UCサポート機能

Ver.2では、UC-1シリーズで展開している「F8-AI UCサポート」に対応します。本機能は、入力操作に関する疑問や計算理論に関する考え方など、これまでサポート窓口へお問い合わせいただいていた内容を、AIによって製品内で解決できるようにするものです。あわせて、R7道示の改定内容も取り込んでおり、改定の内容の要約や各規定の概要など、書籍を直接参照することなく幅広いご質問に対して自動的に対応が可能です。

図3:F8-AI UCサポート

適用基準および参考文献

適用基準

公益社団法人 日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 I共通編 令和7年10月
  • 道路橋示方書・同解説 II鋼部材・鋼上部構造編 令和7年10月
  • 道路橋示方書・同解説 IIIコンクリート部材・コンクリート上部構造編 令和7年10月
  • 道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 令和7年10月
  • 道路橋示方書・同解説 V上下部接続部編 令和7年10月
  • 道路橋示方書・同解説 I共通編 平成29年11月
  • 道路橋示方書・同解説 II鋼橋・鋼部材編 平成29年11月
  • 道路橋示方書・同解説 IIIコンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年11月
  • 道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成29年11月
  • 道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成29年11月

参考文献

公益社団法人 日本道路協会道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月
「兵庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に係る仕様」の準用に関する参考資料(案)平成7年6月
東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第二集 橋梁建設編 平成26年7月
  • 設計要領 第二集 橋梁建設編 平成28年8月
その他既設橋梁の耐震補強設計工法事例集 平成17年4月 財団法人 海洋架橋・橋梁調査会

製品価格

複数製品を導入ご希望でしたら、スイート製品がお得です。

これからまとめて買いたい方は

構造解析上部工スイート 価格(通常)

持っている製品があるけど、費用を抑えたい方は

構造解析上部工スイート 価格(単体製品ユーザー)

新規1年目

落橋防止システムの設計・3D配筋(R7/H29道示対応)Ver.2154,000円(税別)
落橋防止システムの設計計算(旧基準)Ver.554,600円(税別)

フローティングライセンス価格(新規1年目)

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。

落橋防止システムの設計・3D配筋(R7/H29道示対応)Ver.261,600円(税別)
落橋防止システムの設計計算(旧基準)Ver.521,840円(税別)

サブスクリプション価格(2年目以降費用)

落橋防止システムの設計・3D配筋(R7/H29道示対応)Ver.2初年度無償
2年目以降:77,000円(税別)
落橋防止システムの設計計算(旧基準)Ver.5初年度無償
2年目以降:21,480円(税別)
落橋防止システムの設計・3D配筋(R7/H29道示対応)Ver.2フローティング初年度無償
2年目以降:107,800円(税別)
落橋防止システムの設計計算(旧基準)Ver.5フローティング初年度無償
2年目以降:30,576円(税別)

サブスクリプション料率変更に関する価格体系改訂のご案内

2025年7月1日より、F8-AI UCサポートを実装した製品は、サブスクリプション価格を製品定価の50%(上表)に改訂します。

サポート内容

  • バージョンアップ無償提供
  • 電話問い合わせテクニカルサポート
  • 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
  • ダウンロードサービス
  • 保守情報配信サービス

本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。

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