橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.4がリリース

FORUM8新製品情報2020年10月:下部工基礎スイート バンドル製品

部分係数設計法による単柱式RC橋脚の設計計算、図面作成プログラム。ストライプHを主鋼材としたREED工法も標準機能として使用可能です。公益社団法人 日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、はり、柱、フーチング部材の耐荷性能の照査および耐久性能の照査、直接基礎の安定照査を行えます。

直接基礎以外の基礎形式(杭基礎・深礎基礎・ケーソン基礎など)については、リアルタイム連動・ファイル連携により照査可能です。

図面作成では、一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などの図面を一括生成し、簡易編集、SXF、DXF、DWGなどの2次元図面出力および3D配筋生成機能(躯体・鉄筋の3D配筋自動生成機能)による3Dモデル(IFC、ALLPLAN、DWG、DXF、3DS)出力が可能です。Engineer's Studioデータファイル出力に対応しています。

橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.4 改訂内容

  1. 震度算出-下部工-杭基礎製品の計算書統合出力に対応
  2. 橋軸方向に作用する流水圧に対応(永続/変動作用支配状況)
  3. 非線形動的解析モデルのエクスポート機能拡張(免震橋、M-φ断面から生成)
  4. はりの設計機能拡張
  5. 3Dアトリビュート(属性表示)に対応

プログラム間連携

プログラムの機能と特長

橋脚形式・形状

設計計算部(橋脚形式・形状など)
橋脚の形式単柱式の張り出し式橋脚、壁式橋脚(橋軸、直角方向偏心)
柱断面形状矩形、矩形面取り(R/直線)、小判形、円形の中実断面、中空断面(逆テーパー、矩形面取りを除く)
柱の順テーパー(下広がり)、逆テーパー(上広がり)をサポート(矩形面取り時の順テーパー除く)
はり形状はり幅≧柱幅、柱幅≧はり幅に対応(後者ははり先端しぼり形状可能。前者は矩形形状のときはり先端しぼりが可能)
フーチング形状テーパーなしから全方向テーパーまで対応(注1)
基礎形式直接基礎、杭基礎、深礎基礎(杭基礎、深礎基礎は「基礎の設計」「深礎フレーム」がそれぞれ必要)
また、基礎連動用XMLファイルを介して「基礎の設計」に基礎検討用データを渡すことにより、鋼管矢板基礎、ケーソン基礎、地中連続壁基礎の検討が可能
  • (注1)「深礎フレーム」連動時のみ、フーチング下面に段差を設けられる。

主な計算内容

1 永続/変動作用支配状況

はり、柱、フーチング部材について、耐荷性能および耐久性能の照査を行います。はりがコーベルの条件を満たす場合は、コーベルとしての耐荷機構を考慮した照査を行います。

安定計算については、耐荷性能および基礎の変位の制限について照査を行います。

  • * 直接基礎以外の安定計算は、連動する基礎製品側で行います。
考慮可能な荷重安定計算はりの設計柱の設計フーチングの設計
躯体自重
地震時慣性力◯(橋軸方向) 
躯体浮力 
土砂自重  
土砂慣性力   
土砂浮力  
風荷重  
流水圧  
地震時動水圧  
過載荷重  
上部工反力 
地盤反力/杭反力   
任意荷重◯(鉛直力)
耐荷性能(部材)限界状態はりの設計柱の設計フーチングの設計
曲げモーメント・軸力1
3
せん断力1
3
ねじりモーメント1  
3  
端接合部曲げモーメント1  
3  
耐荷性能(部材)限界状態はりの設計柱の設計フーチングの設計
曲げモーメント・軸力腐食
疲労
せん断力腐食3と同じ3と同じ3と同じ
疲労
ねじりモーメント腐食  
疲労  
端接合部曲げモーメント腐食  
疲労  
安定計算(直接基礎)基礎の変位の制限耐荷性能
限界状態1限界状態3
鉛直荷重1と同じ
水平力3と同じ
転倒モーメント1と同じ

2 偶発作用支配状況(レベル2地震動)

はり、柱、フーチング部材(直接基礎)について、耐荷性能の照査を行います。はりがコーベルの条件を満たす場合は、コーベルとしての耐荷機構を考慮した照査を行います。

安定計算については、耐荷性能について照査を行います。

  • * 杭基礎・深礎基礎の安定計算およびフーチング部材の照査は、連動する基礎製品側で行います。
考慮可能な荷重安定計算はりの設計柱の設計フーチングの設計
躯体自重
地震時慣性力◯(橋軸方向) 
躯体浮力 
土砂自重  
土砂慣性力   
土砂浮力  
風荷重  
流水圧  
地震時動水圧  
過載荷重  
上部工反力 
地盤反力/杭反力   
任意荷重◯(死荷重)◯(死荷重)◯(鉛直力)
耐荷性能(部材)限界状態はりの設計柱の設計フーチングの設計
曲げモーメント・軸力1
2 ◯(耐荷性能2) 
3◯(耐荷性能1)
せん断力13と同じ3と同じ3と同じ
2 3と同じ 
3
端接合部曲げモーメント1◯(選択)  
3  

3 落橋防止作動時の荷重状態に対する照査

はり部材については、落橋防止装置が作動した荷重状態を考慮した照査を行えます。

  • 橋軸方向:落橋防止壁など
  • 橋軸直角方向:横変位拘束構造など

4 その他の特殊条件

深礎基礎製品と連動時は、フーチング下面に段差のある形状を設定することが可能です。地表面に傾斜を設けられます。

5 付属設計

橋座の設計(橋座部の耐力照査、支圧応力度の照査)を行えます。

Engineer's Studioエクスポート

非線形動的解析プログラム「Engineer's Studio」へのデータエクスポートに対応しています。橋脚の3次元形状や柱の配筋状態を忠実に再現したモデルを自動的に生成し、非線形動的解析を強力にサポートします。また、震度連携機能と併用することで全体系のモデルも容易に作成可能です。

Engineer's Studio照査用詳細入力画面

部分係数設計-橋脚変位照査

H29道路橋示方書V耐震設計編の変位による照査を行います。

部分係数設計-橋脚残留変位照査部分係数設計-橋脚残留変位照査

H29道路橋示方書V耐震設計編および、「海洋架橋・橋梁調査会 既設橋梁の耐震補強工法事例集 H17.4」、「前原康夫 鉄筋コンクリート橋脚の設計例とチェックポイント」を参考にした残留変位の照査を行います。現在は、下記の条件で生成されたモデルをエクスポートします。

  • 基本モデル:Takeda(M-φ)
  • M-φモデル:バイリニア
  • Myの算出方法:My=Mls

3D配筋シミュレーション機能

  • 3D配筋シミュレーション機能(3D配筋自動生成、表示機能)、および3Dモデル(IFC、ALLPLAN、DWG、DXF、3DS)出力に対応。
  • 3Dアノテーション(3D躯体寸法線、躯体・鉄筋属性の表示)に対応。
  • 「3D配筋CAD」と連動した場合、「3D配筋CAD」上で干渉チェックが可能。ほかの鉄筋と衝突している、または所定の間隔を満たしていない鉄筋を検出してリストに一覧表示が可能。

3D配筋干渉チェック画面(杭頭補強部)

製品価格

橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3(注1)440,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(旧基準)Ver.14308,000円(税別)
保耐法拡張オプション(旧基準)50,000円(税別)
REED工法オプション(旧基準)300,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版)389,000円(税別)
  • (注1)REED工法は標準機能として使用可能

フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3(注1)176,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(旧基準)Ver.14123,200円(税別)
保耐法拡張オプション(旧基準)20,000円(税別)
REED工法オプション(旧基準)120,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版)155,600円(税別)
  • (注1)REED工法は標準機能として使用可能

サブスクリプション価格

対象製品初年度1年
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3無償110,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(旧基準)Ver.1477,000円(税別)
保耐法拡張オプション(旧基準)25,000円(税別)
REED工法オプション(旧基準)75,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版)97,250円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)
Ver.3 フローティング
123,200円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(旧基準)Ver.14 フローティング107,800円(税別)
保耐法拡張オプション(旧基準)フローティング28,000円(税別)
REED工法オプション(旧基準)フローティング105,000円(税別)
橋脚の設計・3D配筋(カスタマイズ版)フローティング119,812円(税別)

サポート内容

  • バージョンアップ無償提供
  • 電話問い合わせテクニカルサポート
  • 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
  • ダウンロードサービス
  • 保守情報配信サービス

本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。

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