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RC下部工の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3/(旧基準)Ver.3がリリース
FORUM8新製品情報2022年11月:下部工基礎スイート バンドル製品
ラーメン式橋脚の設計計算・図面作成、橋脚・橋台などの下部工、RC構造物の設計計算のためのソフトです。「ラーメン橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」または「ラーメン橋脚の設計計算(部分係数法・H29道示対応)」と同機能を有します。これに加えて単柱式橋脚(張り出し式・壁式)、逆T式・重力式橋台、2連・1連BOX、逆T式・L型擁壁の直接基礎、杭基礎をサポートしています。
ラーメン式橋脚、単柱式橋脚、橋台は平成29年版の道路橋示方書に準拠します。ラーメン式橋脚以外の出力はHTML形式となります。RC下部工の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)は、ラーメン橋脚の図面出力に対応しています。
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改訂内容
- 杭基礎設計便覧(令和2年9月)に対応。
- 照査結果を制限値比で表示する機能を追加。
- 「震度算出(支承設計)」連動時の計算書統合出力に対応。
プログラムの機能と特長
対象構造物
- ラーメン式橋脚(両張り出し、片張り出し、門型)
- 逆T式橋脚(梁下形状:直線、台形、円弧、面取り)、壁式橋脚
- 逆T式橋台、重力式橋台
- 逆T式擁壁、L型擁壁
- BOXカルバート(1室および2室)
- 逆T式橋脚におけるフーチング形状(テーパー無し、1方向、2方向、3方向および4方向テーパー)
設計の範囲
平成24年道路橋示方書準拠、許容応力度設計法、震度法、レベル2地震動の照査を設計法として採用。液状化の判定、流動力(水平地層にモデル化)、杭基礎震度法(傾斜地盤対応)、簡便法による免震設計に対応。
橋台 | BOXカルバート | 橋脚 | ラーメン橋脚 | 擁壁 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
安定計算 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
部材設計 | 常時 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
地震時 | ○ | ― | ○ | ○ | ○ | |
耐震照査 | 躯体 | ○ | ― | ○ | ○ | ― |
杭 | ○ | ― | ○ | ○ | ― | |
補強設計 | ― | ― | ― | ○ | ― |
荷重および荷重の組み合わせ
埋め戻し高さ、水位などの複数ケースの設定。上部工反力、土圧、水圧、慣性力など荷重の組合自動生成。
計算時の荷重ケース選択。BOXカルバートは、内空任意荷重(集中荷重、分布荷重)の入力が可能。
橋台 | BOXカルバート | 橋脚 | ラーメン橋脚 | 擁壁 | |
---|---|---|---|---|---|
躯体自重 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
土砂重量 | ○ | ― | ○ | ○ | ○ |
土圧 | ○ | ○ | ― | ― | ○ |
静水圧 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
流水圧 | ― | ― | ○ | ― | ― |
風荷重 | ― | ― | ○ | ○ | ― |
地震時慣性力 | ○ | ― | ○ | ○ | ○ |
地震時動水圧 | ― | ― | ○ | ― | ― |
輪荷重 | ― | ○ | ― | ― | ― |
上部工反力 | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
乾燥収縮 | ― | ― | ― | ○ | ― |
温度変化 | ― | ○ | ― | ○ | ― |
上載荷重 | ○ | ○ | ― | ― | ○ |
任意死荷重 | ― | ― | ― | ○ | ― |
データ共有連動
震度算出(支承設計)との下部・基礎データの共有、連動(固有周期および設計水平震度を算出)
Engineer's Studioエクスポート機能
動的解析に必要とされるアウトラインや断面などの諸情報を含めてラーメン形状のままエクスポート。軸力変動の大きいラーメン橋脚の動的解析で推奨される「Fibre」をサポートするほか、「はり(M-φ)+柱(Fibre)」、「M-θ」など各モデル化のエクスポートにも対応。
UC-win / Roadとの3Dモデル(3DS)連動
全ての対象構造物は、3DSモデル出力ができ、UC-win / Roadで利用できます。
各構造物の対応範囲
ラーメン式橋脚 | 単柱式橋脚 | 橋台 | BOXカルバート | 擁壁 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
H29道示 | ||||||
安定計算 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
部材設計 | EQ無 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
EQ有 | ○ | ○ | ― | ○ | ||
耐震照査 | 躯体 | ○ | ○ | ― | ― | |
杭 | ○ | ○ | ― | ― | ||
補強設計 | ― | ― | ― | ― |
なお、設計水平震度を決定するために必要となる対象構造物の固有周期は、本製品では計算していません。別途算出しておくか、あるいは設計水平震度を直接指定することが必要です。
永続/変動作用支配状況に対する照査
永続/変動作用支配状況に対する照査では、組み合わせ作用ケースの分類に応じた曲げ、せん断に対する耐荷性能、耐久性能の照査に加えて、道示IV5.2に準拠した最小鉄筋量、最大鉄筋量の照査を行います。
レベル2地震動照査
ラーメン式橋脚、および単柱式橋脚に対しては、平成29年道路橋示方書に準拠した地震時保有水平耐力照査を行います。
Engineer's Studio エクスポート機能
この機能は、本製品で作成したラーメン橋脚をEngineer's Studioファイルとして保存し、動的解析を行えるようにするものです。骨組みや断面形状に加えて、平成29年版 道路橋示方書・同解説 V耐震設計編に準拠した照査用パラメーターも付加する予定です。
エクスポートするラーメン橋脚のモデルは、レベル2地震動照査時の構造を元に作成します。M-φモデルとしてエクスポートする場合、柱の上端、下端、および梁支間部の左右両端に塑性ヒンジ領域の部材を設定します。
塑性ヒンジ領域の部材の長さは直接指定しますが、ここに本製品のレベル2地震動照査で使用した橋軸直角方向の塑性ヒンジ長を自動設定することも可能です。鉄筋配置が非対称な断面の場合は慣性力方向により塑性ヒンジ長が変化しますので、自動設定時は慣性力方向を指定することになります。
ラーメン橋脚の橋軸方向の保有水平耐力照査は、各柱を単柱式橋脚として照査しています。この結果を参照して、柱基部の橋軸方向のM-φ特性は、単柱式橋脚と同様のバイリニアモデルで定義することを可能にします。これ以外のM-φ特性は、死荷重時の軸力から算出したトリリニアモデルを設定します。
他製品との連動
- 震度算出(支承設計)の連動機能に対応
- UC-1FRAME連動ファイル作成、UC-win / Road3DSファイル作成に対応。
適用基準および参考文献
適用基準
道路橋示方書 |
|
---|---|
土木構造物標準基準 |
|
BIM/CIM基準要領 | 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案)令和3年3月 |
その他基準類 |
|
参考文献
- 日本道路協会 既設道路橋の耐震補強に関する資料 平成9年8月
- 日本道路協会 既設道路橋基礎の補強に関する参考資料 平成12年2月
- 日本道路協会 道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する参考資料 平成10年7月
- アラミド補強研究会 アラミド繊維シートによる鉄筋コンクリート橋脚補強工法設計・施工要領(案)平成10年1月
- 財団法人 海洋架橋・橋梁調査会 既設橋梁の耐震補強工法事例集 平成17年4月
- NIJ研究所 STマイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(案)2002年5月
- 独立行政法人 土木研究所 既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)高耐力マイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(6分冊の2)平成14年9月
- 独立行政法人 土木研究所 既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)STマイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(6分冊の3)平成14年9月
- 独立行政法人 土木研究所 既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)ねじ込み式マイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(6分冊の4)平成14年9月
- 東・中・西日本高速道路株式会社 設計要領 第2集 橋梁建設編 平成24年7月
- 国総研資料第700号 既設橋の耐震補強設計に関する技術資料 平成24年11月 国土交通省 国土技術政策総合研究所
- 道路橋示方書・同解説(平成24年3月)に関する質問・回答集(I)V 耐震設計編 平成24年11月 耐震設計小委員会
製品価格
RC下部工の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 | 876,000円(税別) |
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RC下部工の設計・3D配筋(旧基準)Ver.3 | 567,000円(税別) |
RC下部工の設計計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 | 660,000円(税別) |
RC下部工の設計計算(旧基準)Ver.13 | 497,000円(税別) |
RC下部工の設計計算(カスタマイズ版) | 650,000円(税別) |
フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能です。
RC下部工の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 | 304,000円(税別) |
---|---|
RC下部工の設計・3D配筋(旧基準)Ver.3 | 226,800円(税別) |
RC下部工の設計計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 | 264,000円(税別) |
RC下部工の設計計算(旧基準)Ver.13 | 198,800円(税別) |
RC下部工の設計計算(カスタマイズ版) | 260,000円(税別) |
サブスクリプション価格
対象製品 | 初年度 | 1年 |
---|---|---|
RC下部工の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 | 無償 | 228,000円(税別) |
RC下部工の設計・3D配筋(旧基準)Ver.3 | 124,740円(税別) | |
RC下部工の設計計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 | 198,000円(税別) | |
RC下部工の設計計算(旧基準)Ver.13 | 124,250円(税別) | |
RC下部工の設計計算(カスタマイズ版) | 130,000円(税別) | |
RC下部工の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 フローティング | 319,200円(税別) | |
RC下部工の設計・3D配筋(旧基準)Ver.3 フローティング | 158,760円(税別) | |
RC下部工の設計計算(部分係数法・H29道示対応)Ver.3 フローティング | 277,200円(税別) | |
RC下部工の設計計算(旧基準)Ver.13 フローティング | 139,160円(税別) | |
RC下部工の設計計算(カスタマイズ版)フローティング | 182,000円(税別) |
サポート内容
- バージョンアップ無償提供
- 電話問い合わせテクニカルサポート
- 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
- ダウンロードサービス
- 保守情報配信サービス
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