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震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.7がリリース
FORUM8新製品情報2024年3月(下部工基礎スイートに含まれる製品です)
静的フレーム法により固有周期(水平震度)と当該下部構造が支持している上部構造部分の重量(分担重量)を求めるプログラムです。複数振動系を有する橋梁でも、振動単位ごとの固有周期と分担重量を算定します。一基下部構造、固有値解析、任意形状の固有周期算定機能をサポートしています。下部構造は、UC-1下部工製品のデータを連動でき、効率的な下部工の設計を支援します。
公益社団法人 日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、静的解析による震度算出に対応しています。
- * 本製品の単体価格は、ページ後部に掲載しています。
下部工設計計算ソフトの最新情報を一冊に
Ver.7.0.0 改訂内容
- 桁かかり長の計算に対応
- 橋軸方向のはり位置指定設定の拡張
- 支承形状イメージ3D表示に対応
- 64bitに対応
桁かかり長算定に対応
道路橋示方書V耐震設計編 平成29年11月(以下、道示)の「13.3.5 必要桁かかり長」に準拠した必要桁かかり長の算定に対応しました。橋梁モデルの解析にて全体系のモデルが入力されている場合は、橋梁モデルの情報より、下部構造間の距離や支間長を自動で反映することが可能です。また、単体機能としてそれらの情報を直接入力して使用することも可能です。
レベル2地震動を考慮する設計状況において生じる支承部の最大応答変位については、平成24年版以降の道示では具体的な算定方法の規定が削除されました。そのため、プログラムでは平成14年版道示に記載されている手法にて支承の移動量算定をサポートしています。動的解析や別方法で移動量が算定されている場合には、直接指定することが可能です。
SER=UR+UG
SEM=0.7+0.005l
UG=εGL
ここに
SER:必要桁かかり長(m)
UR:レベル2地震動を考慮する設計状況において生じる支承部の最大応答変位(m)
SEM:必要桁かかり長の最小値(m)
εG:地震時の地盤ひずみ
I種0.0025 II種0.00375 III種0.00500
複数の下部構造に支持されている場合は、最も地震時ひずみが大きい地盤種別の値を用いる。
L:必要桁かかり長の算定に用いる下部構造間の距離(m)
l:支間長(m)かけ違いの場合は支間長の大きい方を用いる。
上部構造はり位置の個別指定への対応
橋軸方向の上部構造はり位置については、これまで全体として
- 上部構造の重心位置
- 下部構造の天端位置
- 支承位置
とするかの選択がありましたが、これを上部構造単位で設定できるように拡張しました。これにより、複数の上部構造が含まれるモデルでそれぞれに支持条件が異なる場合などを詳細にモデル化することが可能となります。
基本条件画面に「上部構造単位で指定(下部構造位置を保持)」の選択が追加となり、これが選択されている場合は、各上部構造の入力画面にて「○上部構造重心位置/○下部構造天端/○支承位置」を選択します。図2は、上部構造Aを上部構造重心位置、上部構造Bを支承位置とした場合の例です。
3Dモデルエクスポート機能の拡張
3D表示画面より、下記のファイル形式でのエクスポートに対応しました。
IFCファイル/VRMLファイル/BMPファイル
IFCファイルは、「UC-1 BIM/CIMツール」や「UC-Win Road」などで取り込み使用できます。また、一般的なファイル形式のため、弊社のソフト以外でも使用可能です。表示を全体図、上部構造図、下部構造図で切り替えてエクスポートすることで、橋梁の全体、上部構造のみ、下部構造のみとそれぞれを自由にエクスポートができます。
その他の対応
その他として、下記の項目を含め、多くのご要望に対応しています。
- 支承の3Dイメージの表示
- 橋軸方向軸線を下げたモデルでのEngineer's Studioデータエクスポート対応
- 入力データの出力
製品価格
複数製品を導入ご希望でしたら、スイート製品がお得です。
これからまとめて買いたい方は
持っている製品があるけど、費用を抑えたい方は
新規1年目
震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.7 | 233,000円(税別) |
---|---|
立体骨組解析オプション(H29道示対応) | 50,000円(税別) |
震度算出(支承設計)(カスタマイズ版) | 254,000円(税別) |
震度算出(支承設計)(旧基準)Ver.10 | 191,800円(税別) |
立体骨組解析オプション(旧基準) | 35,000円(税別) |
フローティングライセンス価格(新規1年目)
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.7 | 93,200円(税別) |
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立体骨組解析オプション(H29道示対応) | 20,000円(税別) |
震度算出(支承設計)(カスタマイズ版) | 101,600円(税別) |
震度算出(支承設計)(旧基準)Ver.10 | 76,720円(税別) |
立体骨組解析オプション(旧基準) | 14,000円(税別) |
サブスクリプション価格(2年目以降費用)
震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.7 | 初年度無償 2年目以降:93,200円(税別) |
---|---|
立体骨組解析オプション(H29道示対応) | 初年度無償 2年目以降:20,000円(税別) |
震度算出(支承設計)(カスタマイズ版) | 初年度無償 2年目以降:101,600円(税別) |
震度算出(支承設計)(旧基準)Ver.10 | 初年度無償 2年目以降:76,720円(税別) |
立体骨組解析オプション(旧基準) | 初年度無償 2年目以降:14,000円(税別) |
震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)Ver.7 フローティング | 初年度無償 2年目以降:130,480円(税別) |
立体骨組解析オプション(H29道示対応)フローティング | 初年度無償 2年目以降:28,000円(税別) |
震度算出(支承設計)(カスタマイズ版)フローティング | 初年度無償 2年目以降:142,240円(税別) |
震度算出(支承設計)(旧基準)Ver.10 フローティング | 初年度無償 2年目以降:107,408円(税別) |
立体骨組解析オプション(旧基準)フローティング | 初年度無償 2年目以降:19,600円(税別) |
サポート内容
- バージョンアップ無償提供
- 電話問い合わせテクニカルサポート
- 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
- ダウンロードサービス
- 保守情報配信サービス
本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。