基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8がリリース

FORUM8新製品情報2024年11月(下部工基礎スイートに含まれる製品です)

杭/鋼管矢板/ケーソン/地中連続壁/直接基礎、液状化に対応した耐震設計、図面設計プログラム。

公益社団法人 日本道路協会より平成29年11月に発刊された道路橋示方書・同解説を参考に、基礎の設計に対応したものです。

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製品構成

製品構成別対応機能
機能LiteStandardAdvanced
計算液状化の判定
直接基礎
杭基礎
ケーソン基礎
鋼管矢板基礎
地中連続壁基礎
CAD杭基礎
直接基礎
その他ESエクスポート(杭基礎)

Ver.8.0.0 改訂内容

  1. 杭基礎:偶発作用の作用力直接指定の取扱いを拡張
  2. 杭基礎:断面変化位置の塑性化チェック機能に対応
  3. 杭基礎:傾斜地盤を考慮した杭長自動設定機能に対応
  4. 杭基礎:偶発作用時の荷重変位曲線ステップ数指定に対応

偶発作用の動解作用力指定時の拡張

動解作用力指定時(柱下端断面力指定/フーチング下面作用力)において、鉛直力が初期荷重及び全作用力タイプごとに相違があるケースやX方向のみ/Y方向のみを選択した場合に、全作用力V‘と作用力指定の鉛直力に相違があるケースに対応しました。これまで全作用力が異なるケースは、別ファイルとして扱わなければならなかったものをVer.8では、同一ファイルとして管理できるようになりました。

図1:柱下端断面力指定で初期荷重及び全作用力タイプごとに鉛直力に相違がある場合

断面変化位置の塑性化チェック追加

杭基礎設計便覧(令和2年9月)P.343の解説

「レベル2地震動を考慮する設計状況において基礎の塑性化を期待しない設計を行うか否かに関らず、杭体の断面変化位置において杭体が塑性化しないように杭体の曲げモーメントの深度方向の分布に応じて断面変化位置を設定する必要がある」を参考に、杭体の断面変化位置における塑性化チェック機能を追加しました。(図2)
これにより、第2断面以降の杭にて塑性化が生じているかを容易に確認することができます。

図2:断面変化位置の塑性化チェック

傾斜地盤を考慮した杭長自動設定機能

本プログラムの設計杭長は、全て直接入力する方法ですが、杭長変化あり・傾斜地盤を考慮するケースでは、杭1本ごとに選択し、入力する必要があり、非常に手間が発生していました。この杭長自動設定機能は、事前に地層及び基礎天端を設定した後、各工法の根入れ長を考慮した杭長を自動設定する事が出来ます。傾斜地盤などのケースや、杭種・工法を変更した複数パターンのモデルデータを作成する場合などに非常に便利な機能となります。
また、丸めについても任意で設定することができます。

図3:杭長自動設定

杭基礎:偶発作用時の荷重変位曲線を拡張

偶発作用時の荷重増分法では、前ステップからの荷重増分を載荷して得られた各杭の原点変位,杭頭反力,状態量分布の増分を算出・累計していきます。
従来は各ステップのαi=0.1(10等分)の結果を出力していましたが、これをαi=0.05(20等分)/0.02(50等分)/0.01(100等分)から選択できるようになります。(図4)
これにより、降伏時や応答変位時のステップ以外の荷重変位曲線(水平震度-変位)を更に詳しく結果を参照できるようになります。(図5)

図4:荷重変位曲線拡張の入力

図5:ステップαi=0.02選択時の荷重変位曲線結果

適用基準および参考文献

適用基準

BIM/CIM基準要領国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案) 令和3年3月
道路橋示方書
  • 公益社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成29年11月
  • 公益社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年11月
  • 公益社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成29年11月
  • 公益社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成29年11月
杭基礎設計便覧公益社団法人 日本道路協会、令和2年9月
鋼管矢板基礎設計施工便覧公益社団法人 日本道路協会 鋼管矢板基礎設計施工便覧 令和5年2月

参考文献

  • 道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月 公益社団法人 日本道路協会
  • 場所打ちコンクリート杭の鉄筋かご無溶接工法 設計・施工に関するガイドライン 一般社団法人日本基礎建設協会
  • 先端建設技術・技術審査証明報告書 ハイスペックマイクロパイル工法 2020年9月

製品価格

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製品価格

基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Advanced470,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Standard371,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Lite240,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Advanced371,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Standard294,700円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Lite198,800円(税別)

フローティングライセンス価格

基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Advanced188,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Standard148,400円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Lite96,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Advanced148,400円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Standard117,880円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Lite79,520円(税別)

サブスクリプション価格

基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Advanced初年度無償
2年目以降:188,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Standard初年度無償
2年目以降:148,400円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Lite初年度無償
2年目以降:96,000円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Advanced初年度無償
2年目以降:148,400円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Standard初年度無償
2年目以降:117,880円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Lite初年度無償
2年目以降:79,520円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Advanced フローティング初年度無償
2年目以降:263,200円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Standard フローティング初年度無償
2年目以降:207,760円(税別)
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8 Lite フローティング初年度無償
2年目以降:134,400円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Advanced フローティング初年度無償
2年目以降:207,760円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Standard フローティング初年度無償
2年目以降:165,032円(税別)
基礎の設計・3D配筋(旧基準)Ver.2 Lite フローティング初年度無償
2年目以降:111,328円(税別)

サポート内容

  • バージョンアップ無償提供
  • 電話問い合わせテクニカルサポート
  • 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
  • ダウンロードサービス
  • 保守情報配信サービス

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