仮設土工設計計算ソフトの最新情報を一冊にまとめた資料をご用意しています。無料ですので、お気軽にお取り寄せください。
仮設構台の設計・3D CAD Ver.11がリリース
FORUM8新製品情報2024年12月(仮設土工スイートに含まれる製品です)
「構台」(建築系での呼称)および「路面覆工」「仮桟橋」(土木系での呼称)の設計計算が可能です。
各種荷重(トラック、クローラクレーン、トラッククレーン)は、基準値または登録値が使用でき、設計項目として、(1)覆工板の設計、(2)部材の設計[根太(覆工受板)の設計、大引(はり)の設計、支柱の設計、杭の支持力、水平つなぎ材の設計、垂直・水平ブレースの設計、接合部の設計、土留め壁の設計(鉛直力のみ)]が行えます。仮設工図(仮設構台、仮桟橋)のCAD作図に対応、覆工板、根太(覆工受桁)、大引(はり)、支柱(くい)、水平つなぎ材、垂直ブレース・水平ブレース、横継ぎ材の作図を行います。
仮設土工設計計算ソフトの最新情報を一冊に
製品構成
機能 | Lite | Standard |
---|---|---|
乗り入れ構台・仮桟橋 | ○ | ○ |
路面覆工 | ○ | ○ |
杭基礎の検討(支持杭、摩擦杭) | ○ | ○ |
コンクリート基礎の検討 | ○ | ○ |
補強桁の検討(トラッククレーン荷重載荷時) | ○ | ○ |
影響線解析ツール | ○ | ○ |
図面生成(注1) | ○ | ○ |
敷桁の検討(注2) | - | ○ |
鋼管杭の検討 | - | ○ |
2次元フレーム解析(注3) | - | ○ |
鉄道標準(令和3年) | - | ○ |
- (注1)鋼管杭、敷桁は未対応
- (注2)支柱部材H形鋼の場合のみ設定可能
- (注3)幅員方向のみ検討可能
Ver.11.0.0 改訂内容
Standard
- 「鉄道標準(令和3年8月)」に対応。
- 2次元フレーム解析で垂直ブレースの段ごとの有無に対応。
Lite
- 「UC-1 Cloud 自動設計 仮設構台」とのライセンス連携に対応。
- トラッククレーン作業時におけるアウトリガー載荷方法の分布荷重扱いに対応。
「UC-1 Cloud 自動設計 仮設構台」とのライセンス連携
UC-1シリーズにUC-1 Cloud自動設計シリーズを統合して「UC-1・UC-1 Cloud 統合版 仮設構台」として「仮設構台の設計・3D CAD Ver.11」をリリースします。統合に伴い、「仮設構台の設計・3D CAD」のライセンスをお持ちの方は、「UC-1 Cloud 自動設計 仮設構台」が利用可能になります。フローティングライセンスの場合、端末の種類を問わずブラウザーで利用可能です。
「UC-1 Cloud自動設計 仮設構台」の代表的な機能として、自動設計機能が挙げられます。最小限の基本条件と支柱条件(間隔・本数)、架構条件(間隔・本数)、計算対象とする各部材の鋼材候補などを設定します。計算実行すると、全検討ケースの中から全ての照査結果がOKとなる結果を抽出し、さらに支柱や架構本数が最小となる形状や鋼材候補の条件を満たしたケースを選定できます。本製品では一度の計算で、指定した支柱や架構の最小間隔(本数)から最大間隔(本数)まで全ての結果を確認できますので、より効率的な検討が可能です。
「鉄道構造物等設計標準・同解説(トンネル・開削編)令和3年8月」に対応
主な改定内容は以下の通りです。
水平地盤反力係数khの算定式対応
ここに、
ρgk:地盤修正係数で0.5とする
Ed:変形係数の設計用値(kN / m2)
D:杭の幅(m)
杭の座屈照査式対応
杭の座屈照査は下式で行います。式中の各種許容応力度は、材質(SS400、SM490)で異なります。
ここに、
σc:軸方向力による圧縮応力度(N / mm2)
σbc:曲げモーメントによる曲げ圧縮応力度(N / mm2)
σcaz:弱軸まわりの許容軸方向圧縮応力度(N / mm2)
σbay:強軸まわりの純曲げに対する許容曲げ圧縮応力度(N / mm2)
σeay:強軸まわりに関するオイラー座屈に対する許容応力度(N / mm2)
2次元フレーム解析で垂直ブレースの有無を各段ごとに設定できるように対応
本製品のStandard版では「乗り入れ構台設計・施工指針(平成26年11月)」に準じた2次元フレーム解析を行えます。この2次元フレーム解析において、垂直ブレースの有無を段ごとに設定できるように機能追加し、さらに検討の幅が広がりました。図2は2段目の垂直ブレースをなしとした場合の解析例となります。
アウトリガーの載荷方法について分布荷重の扱いに対応
トラッククレーン作業時におけるアウトリガー荷重の扱いは、分布荷重として扱えるように機能拡張しました。従来の線荷重の扱いとするか分布荷重の扱いとするかを切り替えて検討できます。
適用基準および参考文献
適用基準
- 一般社団法人 日本建築学会 乗入れ構台設計・施工指針 平成26年11月
- 一般社団法人 日本建築学会 期限付き構造物の設計・施工マニュアル・同解説-乗入れ構台- 昭和61年12月
- 首都高速道路公団 仮設構造物設計規準 平成15年5月
- NEXCO 設計要領第二集 平成18年4月
- 日本道路公団 設計要領第二集 平成12年1月
- 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説(共通編・下部構造編)平成24年3月
- 公益社団法人 日本道路協会 道路土工・仮設構造物工指針 平成11年3月
- 一般社団法人 日本建築学会 山留め設計施工指針 平成14年2月
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道構造物等設計標準・同解説 開削トンネル 平成13年3月
- 公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道構造物等設計標準・同解説 トンネル・開削編 令和3年8月
- BIM/CIM基準要領 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案)令和3年3月
参考文献
- 公益社団法人 日本道路協会 道路橋示方書・同解説(共通編、鋼橋編)平成24年3月
- 国土交通省 近畿地方整備局 設計便覧(案)第1編 共通編 第2章 仮設構造物 平成24年4月
- 一般社団法人 日本建築学会 鋼構造設計規準第2版 1973年5月
- 公益社団法人 日本道路協会 共同溝設計指針 昭和61年3月
- 東日本旅客鉄道(株)設計マニュアル 第4巻 仮設構造物編 2004年
- 公益社団法人 日本道路協会 雑誌「道路」 1999年5月
- 一般社団法人 日本建築学会 建築基礎構造物設計指針 2003年2月
- 疑問に答える路面覆工・仮桟橋の設計・施工ノウハウ 近代図書 2004年4月
製品価格
複数製品を導入ご希望でしたら、スイート製品がお得です。
これからまとめて買いたい方は
持っている製品があるけど、費用を抑えたい方は
新規1年目
仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Standard | 398,000円(税別) |
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仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Lite | 248,000円(税別) |
フローティングライセンス価格(新規1年目)
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Standard | 159,200円(税別) |
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仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Lite | 99,200円(税別) |
サブスクリプション価格(2年目以降費用)
仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Standard | 初年度無償 2年目以降:159,200円(税別) |
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仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Lite | 初年度無償 2年目以降:99,200円(税別) |
仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Standard フローティング | 初年度無償 2年目以降:222,880円(税別) |
仮設構台の設計・3D CAD Ver.11 Lite フローティング | 初年度無償 2年目以降:138,880円(税別) |
サポート内容
- バージョンアップ無償提供
- 電話問い合わせテクニカルサポート
- 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
- ダウンロードサービス
- 保守情報配信サービス
本製品を除くお得なスイート製品については、製品情報にてご確認ください。