作業分析ツール「OTRS」を導入されたお客様の声レポート

手作業で3日間かかっていた山積み表をわずか1日で仕上げられるように

OTRSとは、作業を撮影した動画から無駄な動作を分析し、現場の標準作業の確立や教育、引いてはQCDを高める作業分析ツールです。OTRSを導入すると、どのような効果があるのか? 実際に導入・使用されたお客様の声をお届けします。

手作業よりも3倍の速さで山積み表を作れるように

以前は手作業で山積み表を作成しており、3日間かかっていました。手作業だと情報の正確性に欠けるだけでなく、フィードバックにも時間がかかるため、現場の速度感とのズレを感じていました。

OTRSなら1日で現場に提出できるようになりました。OTRS画面上で作業の入れ替えを行い、同時に平準化後の動画を閲覧。気になる部分は画面上でシミュレーション・再構成できました。山積み表は現場への作業平準化だけでなく、開発部門などの関係部署にも情報共有しやすくなりました。

動画付き作業指示書を海外の現場教育に有効活用

作業者の技術向上、多能工化の推進のためにマニュアルを作成していましたが、伝えたい内容の「作業の動き」や「要素間の動き」が伝えきれず悩んでいました。

OTRSは動画を活用した作業標準書が作成できるので、誰にでも分かりやすいマニュアルを作成できます。音声読み上げ機能やナレーション吹き込み機能を使えば、国内外問わず作業者に言葉の壁を越えて正確な作業内容を伝えられるようになりました。現場教育にはもちろん、品質管理の面においても動画付き作業指示書の活用は大変有効です。

動画比較による改善活動で平均作業時間を15%削減

現場に監督者を配置し、そのつど指導を出していますが、作業時間のバラツキを改善できていませんでした。指導と合わせて、本人の気づきを得られる仕組みが重要だと考え、OTRSを選びました。

OTRSなら動画で作業を見ることができ、作業ごとの細かな動きを確認できます。作業者自らが課題点を理解し、納得しての改善が可能になりました。また、比較再生でトップランナーと自身の動きを比較・検証することで、作業手順や段取り要領など、作業者が自発的に改善する風土が醸成されました。その改善結果として、自社では、チーム内での平均作業時間を15%(パーセント)削減することに成功しました。