テレワークに役立つSOLIDWORKS PDM Professionalの機能

テレワークで利用すべき機能

2020年5月4日、厚生労働省から新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が公表されました。中でも働き方については「テレワーク・在宅」「時差通勤・ローテーション勤務」「オンラインの活用」が推奨され、これまでのように就労者が一斉に集まって働くことが当たり前ではなくなります。可能な限り対策を行わなければならない状況が長期に続くと想定されています。

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テレワーク向きの設計部門から始めてみよう

製造現場で人が行っている作業をすぐに自動化・遠隔化することはとても難しく、人員をローテーションさせて極力「密」とならない環境づくりが必要です。一方、設計部門はマシンとネットワークがあればテレワークを始められる環境がそろいます。

しかし、テレワークが始まれば、当然関係者とのコミュニケーションがとりづらくなります。「どのデータが最新なのか分からない」「データの上書きが怖い」「ファイルの参照関係が分からなくてコピーが不安」「ファイルサーバーから直接開いているのでデータが重い」など3次元設計の課題とされるものが一層課題となるでしょう。

PDMで適切なデータ管理を

これらの課題を解決するソリューションが「PDM」です。中でもSOLIDWORKS PDMに搭載されているテレワークに役立つ機能(一部)をご紹介します。

排他制御

SOLIDWORKS PDMでは設計データに排他制御をかけられます。

設計データを編集する際は編集が必要なファイルのみ権限を取得、同時にサーバー上のデータは自動で「読み取り専用」に設定されます(チェックアウト)。編集が終了したファイルは変更した差分のみをサーバーに保存され、同時にサーバー上のデータは自動で「読み取り専用」が解除されます(チェックイン)。

さらにチェックインすると変更履歴が自動で保存されます。これならテレワークをしていても離れた場所で仕事をするメンバーとデータを競合する心配がありません。

ログイン管理

テレワークだと設計データのセキュリティが心配です。

SOLIDWORKS PDMではボルトへのアクセスには登録されたアカウントとパスワードが必要です。さらに、だれがどのファイルを使っているかをリアルタイムにご確認いただけます

  • ボルトのアクセスにはログインする必要がある

  • だれが編集(チェックアウト)しているのかが分かる

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