「SOLIDWORKS PDMのクラウド構築」が可能になりました
設計者のリモートワークが進まない理由
リモートワークニーズが高まる一方で、製造業の設計部門は秘匿性の高い情報を扱い、かつ3D CADは高スペックなワークステーションを必要とするなどの理由から、設計者のリモートワークが進まないというケースが多くありました。
3D CADとPDMをクラウド上で構築する
大塚商会では、製造業向けにSOLIDWORKS製品群をAzure Virtual Desktop(以下、AVD)で利用する際の導入支援、構築サービス、アフターサポートをワンストップで提供するサービスをリリースしています。
さらに、製品データ管理ソリューションであるSOLIDWORKS PDMもAVD基盤に構築することが可能です。PDMの導入によりCADデータの情報共有を促進し、他拠点にまたがる設計業務の効率化が可能になります。また、クラウド環境のメリットとして、データ容量の増加に伴う拡張が柔軟に対応でき、大容量のファイルの通信もストレスなく行えるようになります。
クラウドサービスを使って、環境構築するメリット
AVD環境でSOLIDWORKSおよびSOLIDWORKS PDMを構築する次のようなメリットを享受できます。
サーバーおよびワークステーションが不要
- 初期コスト削減
- サーバーを設置するスペースが不要
- 老朽化による買い替え、入れ替え不要
- 構築や増設を、必要に応じて柔軟に対応
ハード以外のメリットも!
- IT部門のサポート負担を軽減
- 既存のインターネット環境を利用したリモートワークが可能
- BCP(災害)対策
- 端末にデータを残さずに利用できる(秘匿性の高いデータの取り扱いも安心)
CAD VDIとAVDの違いは?
CADを仮想デスクトップ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)で構築・運用される場合は、ネットワークやサーバー・ストレージなどの機器のインフラ維持はお客様管理であり、保守コストがかかります。
一方でAVDではこれらの機器はAzure上でサービスとして提供されます。インフラの維持コストを経費にできたり、構築や増設を柔軟に行えるというメリットがあります。
クラウドサービスを利用したPDMの構築なら大塚商会にお任せください
CAD on AVDの構築、運用には「CAD」、「クラウド」、「仮想化」分野を融合した技術力とノウハウを有したパートナー選びが必要です。大塚商会では、各分野の専任エンジニアが複合的にプロジェクトを組み、お客様のビジネス課題の解決にあたります。
大塚商会は、世界有数のCADベンダーとして、CADソフトウェア・サービスをワンストップでご提供してきました。今回の導入支援・構築サービスを既存のCAD運用にかかわるサービスと組み合わせることで、製造業における働き方改革・生産性向上をさらに加速することができると考えています。
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