SeACDが「建築設備設計基準 令和6年版」に完全対応!
実務に直結する機能が強化されました
SeACDは、2024年8月発行「建築設備設計基準 令和6年版」の改定内容に対応しました。主な対応内容は次のとおりです。
- 建築設備設計基準における選択基準の更新
- 単位(m、m2、m3)における小数点以下の有効桁数の見直し
- 空調機器データの追加登録
- STABRO負荷計算データのインポート機能を更新
1.建築設備設計基準における選択基準の更新
選択可能な建築設備設計基準を、表1のとおり変更しました。
旧バージョン | 新バージョン | |
---|---|---|
令和6年版 | × | ○ |
令和3年版 | ○ | ○ |
平成30年版 | ○ | × |
2.単位(m、m2、m3)における小数点以下の有効桁数の見直し
m、m2(平米)、m3(立米)の各単位について、小数点以下有効桁数を変更しました。
3.空調機器データの追加登録
建築設備設計基準(令和6年版)に掲載されている空調機器を新たにデータベースに追加しました。空調系統の新規作成>システムメーカーから「建築設備設計基準 令和6年版」をお選びいただけます。
4.STABRO負荷計算データのインポート機能を更新
インポートメニューに「STABRO負荷計算 R6ファイル(issal7)のインポート」を追加しました。既存の「STABRO負荷計算 R3ファイル(issal6)のインポート」も引き続きお使いいただけます。
作成中のデータにより使用可能な機能およびデータが異なりますので、詳細は表2をご確認ください。
建築設備設計基準 | 【SeACD 2】インポートメニュー | 【STABRO 負荷計算】物件データ |
---|---|---|
令和6年 | STABRO負荷計算 R6ファイル(issal7)のインポート | .issal7 |
令和3年 | STABRO負荷計算 R3ファイル(issal6)のインポート | .issal6 |
いずれの場合も次のデータがインポートされます。
- 建物概要
- 設計用屋外条件
- 諸元情報
- 負荷計算結果(注1)
- (注1)旧バージョンでは別途負荷確認画面で取り込んでいましたが、本インポート機能により、一括で取り込めるようになりました。
STABRO負荷計算 令和6年版で作成したデータのインポート
本機能により、「STABRO負荷計算 令和6年版」で作成されたデータのインポートが可能となりました。対象となるファイル形式は、拡張子「.issal7」のデータです。
建築設備設計基準:令和6年版を選択している場合
ファイル-インポート:R6ファイル(issal7)のインポートが使用可能
熱負荷計算ソフトとの連携機能を含む最新アップデートをご紹介
SeACD 2の製品概要および、STABRO負荷計算ソフトとの連携をはじめとする最新機能の詳細について、オンライン説明会を開催しています。実務に直結する機能を分かりやすくご紹介しますので、建築設備設計や負荷計算に携わる方はぜひご参加ください。