Wing Earth 機能紹介

点群データ
CAD
測量データ
設計データ
外部とのさまざまな連携

点群データ

LAS形式点群やE57形式点群など一般的に流通する点群形式のほか、FARO・RIEGL形式、三菱電機MMSの計測生データなども直接読み込み、現場ごとに管理・利用できます（点群入力17形式・出力9形式）。

100億点を越える点群データも高速表示・編集が可能な3D－PCPエンジンによって、点群ノイズの除去・点群のグループ分け、LASクラス分類などの点群基本整形を素早く処理できます。

豊富なIN・OUT

点群取り込み

多種多様な点群ファイルの取り込みに対応。

点群出力

関係先に合わせた点群ファイル形式での出力。

フィルタリング・グルーピング

横断フィルタリング

崩落エリアを横断的に素早く状況整理。

点群グループ化

後続作業に合わせた点群グループを体積算出に活用。

多彩なスライス・自由な切り出し

スライスから立面図

ある方向を見た点群から効率的に立面図作成。

断面から輪郭の図形化

立体物を水平スライスし、断面図を素早く作成。

4種の投影モード 7種の点群カラー切り替え

立面投影

立面投影を点群削除に活用する例（削除した点群の復元も可能）。

点群表示

水平に近く白線ではないと推定できる点群を自動非表示にするモードも搭載。

大規模点群高速表示をPCレベルで実現

大規模点群

神社の敷地・建物、周辺地形をまとめて作業に使う。

大規模点群

MMSで計測した大通りをまとめて作業に使う。

CAD

WingEarthの3次元CADは、点群や測量・設計データなどを有効活用した図形作図・編集が可能です。DWG / DXF・シェープファイルの読み込みに対応し、設計図や地形図、計画図などを点群に重ね編集もできます。

スライス（自由な断面設定）から点群の外周線を自動的にCAD化したり、スライスにCAD図形を押し当てたりするような3次元空間を有効活用した連動型の便利機能も多数搭載しています。

主なコマンド

レイヤー管理
線
円／楕円
面などの基本図形作図
編集
17種類の補助点作図
測量CADとの2D / 3D同時作図（Wingneo INFINITY連携が必要）
スライスと連携した作図（同標高面作図・立面図・外周線自動生成）
等高線自動作図／編集など

CADデータIN・OUT

道路計測とCAD

点群に道路維持管理のCAD図形を重ね管理。

建築と計画図

建築予定地に周囲の状況と合わせ計画図形を重ねて利用。

測量CADメーカーが作る作図編集・補助点コマンド

3次元作図とレイヤー

豊富な作図編集機能・補助点算出／計算機能を搭載。

スライス参照・標高参照

ある面上への作図や標高指定線の作図も可能。

測量CADとの2次元・3次元同時作図

INFINITY連携

測量CADと併用し、3D / 2D図面を同時作成する様子。

INFINITY連携

測量CADと併用し、敷地調査図面を作成する様子。

ビューアー連動のコメント・図形計算

注釈や距離計測

3次元上にコメントや計測内容を図示。

体積計算の注釈

管理地駐車場の体積を計測しコメントとして残す様子。

地理院地図・数値標高モデル背景利用

地図・数値標高モデル

国土地理院の地図タイル・数値標高モデルを重ねて利用する様子。

メッシュに地形写真

地形メッシュに地図タイルの地形をテクスチャ利用。

測量データ

WingEarthでは、点群や補助点とは別にプロット（XYZ：測量座標・数学系座標）が扱えます。測量や計算・計測の要所を分かりやすくデータ利用・レイヤー管理でき、変化点や結線・ポリゴンとして点群に重ね利用できます。道路や水路・河川などの数値化に使用する測量線形もWingEarth上での作成やインポートができ、点群やメッシュから素早く縦断・横断の切り出しができます。

WingEarthは、測量CAD「Wingneo INFINITY（ウィングネオインフィニティ）」との高い親和性を持ち、2画面（推奨）を使った3次元（WingEarth）・2.5次元（INFINITY）の同時作図を一度の作図で実現しています。