ラティス、製品のフル3Dモデルをタブレットで軽快に扱うWeb配信ソリューション新バージョンをリリース

特別なソフトウェアをインストールすることなく、タブレットやスマホ上で3Dカタログを表示可能に

ラティス・テクノロジー株式会社(本社 東京都文京区、代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、大容量3D データに対応した Web 配信ソリューション 「XVL Web3D Manager」 の最新バージョン Ver.3.2(以下新バージョン)を、2019年5月7日(火)にリリースします。

アフターサービスにおける顧客満足度の維持向上は喫緊の課題

昨今、インターネットショッピングの優れたカスタマー・エクスペリエンスを通じて、サービス品質に対する期待は著しく高まっており、BtoBの世界も例外ではありません。また、IoTの広がりで製品販売後のサービスを通して課金するビジネスモデルも増え、製造業におけるグローバルでのビジネス展開が広がる環境下、アフターサービスにおける顧客満足度の維持向上は喫緊の課題となっています。

アフターサービスの中でも特に注目を集めているのがサービスカタログ分野です。従来、紙によるサービスカタログは、サービスマンが外出先で閲覧できない、部品特定に時間を要するという課題がありました。また、カタログ制作者にとっても、紙ベースではタイムリーな更新が難しく、増加するバリエーションに応じたサービスカタログを作成するのに膨大な工数が掛かる、という課題がありました。

ラティス独自のスマートローディング技術を搭載

新バージョンでは、ラティス独自のスマートローディング技術を搭載することで、従来比約8倍の20GBの3D CAD データ(XVLで約250MB)もタブレット上で表示可能にしました。3D カタログはタブレットやスマホ上で、特別なソフトウェアをインストールすることなく表示できます。ラティスホームページでサンプルコンテンツを体験できます。

XVL Web3D Manager - XVL製品 | 製品・ソリューション | ラティス・テクノロジー株式会社

これにより、自動車や産業機械などの製品のフル3Dモデルを軽快に表示、サービスマンはタブレットで3Dのサービスカタログを参照し、故障部品を速やかに検索できます。また、サービスカタログの作成から配信までを管理することで、サービスカタログをバリエーションごとに作成したり、容易にタイムリーな更新ができます。

複雑な手順を3Dアニメーションで確認できるので、サービスマンの作業品質が均質化し、サービス品質向上を実現します。既存の2D形式でのWebサービスカタログに3D表示を組み込むこともできるので、既存システムを自然に拡張していくことが可能です。機密性の高い3Dデータに対するセキュリティ機能も強化することで、安心してご利用いただくことができます。

ラティスは、ネット転送が格段に高速化される5G時代のアフターサービスの業務革新を強力にサポートします。

製品情報

リリースVerVer.3.2
リリース日2019年5月7日(金)
価格XVL Web3D ソリューション
12,000,000~円(初期コンサル料金込み)
※有償サービスを展開する場合には、別途年間利用料が必要となります。

ラティス・テクノロジー株式会社

ラティス・テクノロジーでは、デジタルトランスフォーメーションの重要性が叫ばれる中、DX時代を先取した「CAD+1」「Casual 3D」「3Dデジタルツイン」の三つのコンセプトに基づき、軽量3Dフォーマット技術「XVL」をベースとしたさまざまなソリューションを開発・ご提供しています。

本社 〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階
サイト ラティス・テクノロジー株式会社
代表取締役社長 鳥谷 浩志
資本金 7億円
設立 1997年10月
  • * XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
    その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。