XVL Web3Dで構築した3Dパーツカタログのサンプルが立ち上がります。専用アプリ不要でブラウザー問わずどなたでも3Dコンテンツをお試しいただけます。
日立建機株式会社のサービスパーツカタログシステムに、XVL Web3D技術を採用
直感的かつ迅速に、必要な部品情報を確認するために
ラティス・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下 ラティス)は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルに展開する建設機械メーカーの日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:先崎 正文、以下 日立建機)の3Dパーツカタログシステム(以下、3Dパーツカタログ)で、部品のイラストを3D化するにあたり、XVL Web3D Manager(以下XVL Web3D)が採用されたことを発表します。
油圧ショベルの部品を3Dモデル化した「3Dパーツカタログ」を日本国内で活用開始(日立建機)
日立建機では、「安全性の向上」「生産性の向上」「ライフサイクルコストの低減」など、顧客課題を解決するために必要な、製品・サービス・ソリューションを提供しています。また、日立建機はバリューチェーン事業(注1)の一環で、アフターサービス領域の強化を進めています。2006年からはXVLを導入し積極的に3Dデータを業務で活用するなど、製造業DXに取り組んでいます。
グローバルに活躍する建機メーカー「日立建機株式会社」(ラティス・テクノロジー株式会社)
パーツカタログは、顧客の建設機械のメンテナンスや部品交換を行う際に必要な部品について検索し、部品の名称や数量、注文時に必要な部品番号などを確認するために活用しています。これまで日立建機のパーツカタログは2Dイラストで部品を表現しており、一冊数百ページもの部品情報を、製本版および電子版パーツカタログで運用していました。イラストはサービス部品として供給する全ての部品が分解された状態であるため、実際の部品取り付け先が分かりにくい、数千点の部品から特定部品を探し出すのに時間を要する場合があるなど課題がありました。そこで日立建機では、直感的かつ迅速に必要な部品情報を確認できる3Dベースのパーツカタログシステムの導入を決め、その3D環境構築にラティスのXVL Web3Dを採用しました。
- (注1)新車販売を除く、部品・サービス、再生、レンタル、中古車事業の総称
3Dパーツカタログシステムの特長
1.実物と同じ状態で3Dから特定部品を容易に検索
XVL Web3Dの採用により、3Dによる実物と同じアセンブリ状態のモデルから特定部品を検索できます。3Dモデルが表示されているので360度さまざまな視点で形状確認したり、部品の表示非表示や半透明表示したりするなど、より分かりやすいパーツカタログシステム環境を提供します。
2.大容量3Dデータの閲覧も容易に可能
ラティス独自のスマートローティング技術で、建設機械1台分のフル3Dモデルもタブレットで操作することが可能です。
3.インストールレスで世界中のどこからでも閲覧可能
専用アプリ不要でURLを共有するだけで、日本をはじめ世界中のサービスマンに3Dパーツカタログを共有できる技術を提供します。サービスマンとオペレーターが実物と同じ形状のデータを参照してコミュニケーションを図れることで、これまで以上によりスピーディーに問題を解決する環境を提供します。
3Dパーツカタログのサンプルをお試しください
日立建機は、XVL Web3Dによる3Dパーツカタログシステムを活用し、実際の機械や部品と同じ視点で、経験や知識に左右されずに直感的に部品を特定することで、これまで以上に顧客へのスピーディーな対応が可能になります。
ラティスは、XVL Web3DによるサービスDXソリューションを提供することで、製造業のDXを支援し、企業全体の生産性の革新に貢献していきます。
ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジーでは、デジタルトランスフォーメーションの重要性が叫ばれる中、DX時代を先取した「CAD+1」「Casual 3D」「3Dデジタルツイン」の三つのコンセプトに基づき、軽量3Dフォーマット技術「XVL」をベースとしたさまざまなソリューションを開発・ご提供しています。
本社 | 〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階 |
---|---|
サイト | ラティス・テクノロジー株式会社 |
代表取締役社長 | 鳥谷 浩志 |
資本金 | 7億円 |
設立 | 1997年10月 |
- * XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。