競争の激しいグローバル市場の中で、デザイナーは意匠と機能の両方をアピールできる斬新なデザインを短時間で生み出さすことを求められています。そこで役立つのがペンタブレット! ペンタブレットでSOLIDWORKSやAutodesk社製CADを操作した感想をレポートします。
主な内容
- Cintiq 13HDの特徴やカスタマイズ方法
競争の激しいグローバル市場の中で、デザイナーは意匠と機能の両方をアピールできる斬新なデザインを短時間で生み出さすことを求められています。そこで役立つのがペンタブレット! ペンタブレットでSOLIDWORKSやAutodesk社製CADを操作した感想をレポートします。
クリエイティブ・タブレット市場の世界シェアNo.1であるWacom社製が提供しているCintiq 13HDを使用しました。Cintiq 13HDには、次のような特徴があります。
工業デザインコンセプトを作成でする概念設計ツール「SOLIDWORKS Industrial Designer」を操作してみました。SOLIDWORKS Industrial Designerのコンセプトスケッチは、フリーハンド入力に対応しています。フリーハンドスケッチを輪郭に変換し、形状作成に使用することも可能です。液晶ペンタブレットと直感的なフリーハンドスケッチで設計のアイデアを直接スケッチし、複雑な3Dモデルをすばやく作成できました。
ペンタブレットとペイントソフトでアイデアをラスターデータ化し、SOLIDWORKSに取り込んでベクターデータに変換しました。CAD操作で頻繁に使用する拡大・縮小、画面の回転・移動にファンクションキーを割り当てることで操作性を確保でき、自由選択ツールの選択により、複数アイテム選択の効率も向上しました。
紙とペンで描くようにコンセプトデザインを検討・試行錯誤できるコンセプトデザインイラストレーション作成ツール「Autodesk SketchBook」を操作してみました。筆圧感知・傾き検知に対応しており、ペンタブレット入力機能を最大限に活かした環境で思い通りのアイデアを形にできました。
2Dと3Dを統合した環境でコンセプトデザインのアイデアを描画できる「Autodesk Alias」を操作してみました。筆圧検知に対応したブラシツールで、3Dモデルにスケッチしたり、2Dキャンバスに描いたデザイン画を3Dモデルに投影してコンセプトをスピーディに形にできます。インポートした3DCADデータ上に絵を追加し、デザインの整合性を評価、試行錯誤、検討できました。
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CAD・デザインアプリケーションでのペンタブレット活用(充実の29ページ)
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