図面翻訳プログラム
カスタマイズツールにより、国内で作成された図面を海外製造拠点用に一括で変換する事例です。
お客様は海外に製造拠点を保有しており、日本で作成した図面を海外用に翻訳して送付する必要がありました。図面を翻訳する作業は設計者が手動で行っていたため、時間とコストがかかっていました。
また、翻訳に時間がかかることから、海外への展開にタイムラグが生じており、国内で作成した製品をタイムリーに海外で製造することができていませんでした。
そこで、図面のフォーマットの差し替え、注記やバルーンなどのテキスト文字をExcelで作成した翻訳表を基に一括で変換する自動翻訳ツールを作成しました。自動で翻訳することで、設計者の負荷が軽減されるとともに、タイムリーに海外に図面を伝達することで海外展開の促進に寄与しました。
開発前後の比較
導入の目的(開発前)
- 図面の翻訳修正作業の工数削減を図りたい。
- 手作業での変換ミス、入力ミスなどのヒューマンエラーを回避したい。
- 国内で作成した製品をタイムリーに海外の生産拠点に展開したい。
導入効果(開発後)
- 翻訳作業の自動化により、設計者の修正作業が大幅に削減できた。
- あらかじめ作成した翻訳表を基に図面を自動修正することで、翻訳ミスをなくすことができた。
- 自動化することで修正時間が大幅に減少し、図面をタイムリーに海外に展開できるように。
このようなお客様にお勧め
- 国内で生産した図面を海外用に翻訳して展開している方。