Leica BLK360 G2 最小・最軽量の次世代イメージングレーザースキャナー

コンパクトレーザースキャナーLeica BLK360がさらに進化

2022年秋にリリースされたレーザースキャナー「Leica BLK360 G2」は、ボタンを押すだけで、わずか20秒で球面画像を含むフルスキャンを行えます。これは従来型の5倍以上速いスピードです。

高品質を保ちながらクラス最高速度の高速スキャンで現場をキャプチャー。現場でスキャンデータを自動的に合成することでワークフローを高速化し、データセットを確実に完成させることができます。

特長

  • 7、13、30、75秒の四つのスキャン設定により、680,000点/秒でデータをキャプチャー
  • 5ブラケットHDRによる豊かなハイダイナミックレンジ(HDR)画像
  • 本体サイズ155×80mm、バッテリー装着時の重さ約850gと小型・軽量
  • 光球を使用したフルドームスキャンにBLK360の5倍の速さとなる20秒を実現
  • Visual Inertial System(VIS)テクノロジーにより、現場でのスキャンを自動で事前合成
  • USB-CおよびWi-Fiを介した高速データ転送

BLK360 G2には無料のコンパニオンアプリ「BLK Live」が付属しており、イメージングレーザースキャナーの操作や撮影したデータの即時表示により、現場でのフィードバックや品質保証、品質管理、またE57ファイルの書き出しが可能です(注1)。

データを好みのソフトウェアに取り込んだり、スキャンデータを共有したりすることも簡単です。HxDRにデータを直接アップロードし、OBJへの自動変換とクラウドベースの視覚化により、ほかの人がお客様のデータを使って作業したり、ダウンロードしたりすることも可能です。

USB-CやWLAN経由でLeica Cyclone REGISTER 360にデータを転送したり、E57に書き出して、スキャンからBIMへのワークフローを実現したりすることも可能です。

  • (注1)iOSおよびAndroidで利用可能。

臨場感のあるHDRイメージング

BLK360 G2の四つの1,300万画素カメラは、厳しい照明条件や環境でも細部まで捉えるため、より臨場感のある光球と色付きの点群を実現します。

超高速スキャン

新しいBLK360 G2に搭載されたLiDAR センサーは、毎秒680,000点の速度で点群データを取得し、球面画像のスキャンを20秒で完了します。柔軟なスキャン設定により、必要なものを全て取得できます。

データ収集をシンプルに

360°の画像データとレーザースキャンデータの2種類の記録に対応します。

VIS Scan Alignment System

ライカジオシステムズのVisual Inertial System(VIS)テクノロジーは、RTC360スキャナーに搭載されていますが、新しいBLK360 G2 にも搭載され、スキャンを自動的に合成することができます。撮影したスキャンは、その場で前回のスキャンと合成されるため、データの位置合わせにかかる時間を短縮し、成果物の作成に時間をかけられます。

高速データ通信

BLK360 G2のUSB-Cポートは、BLK360の9倍の速度で、より速く、より簡単にデータを転送できます。無線LANに依存せず、高速で安定したデータ転送を実現します。

アプリをダウンロード

Cyclone FIELD 360モバイル端末用アプリは無料でダウンロードできます。Cyclone FIELD 360を起動するには、有効なCyclone REGISTER、Cyclone REGISTER 360、Cyclone REGISTER 360(BLK Edition)のいずれかのライセンスが必要です。Cyclone FIELD 360アプリは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。