省エネ設計を武器にビジネス展開!光シミュレーションソフト「Lumicept」

昼光や照明設備による室内の明るさのシミュレーションを実現

今まで多くの照明機器は、建物や部屋の用途に応じて適正照度(JIS照度基準等)の確保と、経済性・意匠性等をふまえて機器性能・配置間隔等が決められていました。昨今の切迫した電力事情もあり、昼光の有効利用・LED照明への転換等節電が求められています。

Lumicept(ルミセプト)とは

照明器具配光データと昼光(天空光)を同時に考慮し間接光の解析を実施できます。解析結果は照度分布、輝度分布として出力します。各種CADよりデータを取り込み容易に光環境を評価できます。

  • 室内画像:キッチン

    照明機器に配光データを与え明るさを再現したもの。
    タスク照明の状況や、格子戸越しの採光、ガラスサッシの透過・反射も忠実に再現。

  • 室内画像:美術館

    美術館やシュールーム等の展示物に対する照明の効果的なシミュレーションが行える。

  • 室内画像:オフィス

    自然光(昼光)と照明の組み合わせによるシミュレーション。

  • 室内照明分布解析用の元画像

    レンダリングイメージと照度分布をカラーコンタ表示。

資料提供:山田照明株式会社

Lumiceptが建築設計で必要とされる理由

1.省エネを考慮した設計

設計段階で建物の省エネ性能を追求すことは、他社へのアドバンテージから必須条件に変わりつつあります。

2.数字的な裏付け

Lumiceptは3ds Max等のデータを元に自然光(昼光)の採光やLED等の照明器の配置による照度等のシミュレーションが行えます。3ds Maxにも照度等のシミュレーション機能は有りますが、CGとしてのイメージを求めたもので、正確に計算されたものではありません。 仕上がりイメージは3ds Maxでもよいのですが、省エネを目的とすると数字的な裏付けが必要になります。

3.十分な費用対効果

今まで光シミュレーションソフトは高価(1千万円程度)で、建設系ではあまり利用されず必要な方はCGソフト等で代用していました。Lumiceptは100万円程度で投資に対する費用対効果が十分あります。