主な内容
- データ管理の重要性と危険性
- SOLIDWORKS PDM ~ラインアップと製品構成、機能概要~
- SOLIDWORKS PDM Professionalを選択するメリット
自分以外のユーザーやチーム、協力会社に安全にファイルを渡すには?
SOLIDWORKS 2018では、SOLIDWORKS PDM Professionalの新機能として、設計を分岐(ブランチ)、統合(マージ)させる機能が追加されました。ブランチファイルで設計を分岐すれば、自分以外のユーザーやチーム、協力会社それぞれが個別に設計を進められます。統合は手動によるデータコピーは行わないため、保存のミスも防げます。
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ブランチコマンドでは、ソースファイル(基となる設計データ)をコピーし、ブランチファイルを作成します。ブランチファイルには任意の名前を指定でき、ソースとブランチファイルの間に参照関係はありません。参照関係を持たないことで、ソース・ブランチファイル双方に次のメリットがあります。
PDMのブランチコマンドで検討用のコピー(ブランチファイル)を作成
ブランチファイルはソースファイルを自動認識します。マージコマンドを実行すると、ブランチファイルの編集結果をソースファイルの新しいバージョンとして保存します。ソースファイルの名前や保存場所が変更されている場合もマージ可能です。
ブランチファイルの編集結果をソースファイルに自動でマージ
手動で統合作業をする場合、ファイルのコピーや名前変更、上書き保存といったミスを起こしやすくなります。しかし、ブランチ、マージ機能が自動でひも付けしてくれるため、スムーズな管理を行えます。
SOLIDWORKS PDM Professionalには、大量のCADデータの参照関係を正確に管理し、セキュリティを保持した安全なデータ管理を実現する機能が搭載されています。
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